こんにちは!
最近縫わないブームです。前回のひよこに続き、今度はがまぐちポーチも縫わずに作ってみました。
ずっと前に、縫わないがまぐちポーチ作ったことあったよね!
そういえば作った!穴をあけて紐で結ぶようにして袋状にしたんだった。
今回はボンドで工作するみたいに作る、クマ顔(のつもり)のがまぐちポーチです。
100均(ダイソー)のゆめかわカラーのフェルトセットを使って、色を切り替えて作ったので可愛い雰囲気になりました!
以前作った縫わないがまぐちポーチと、ボンドで貼り合わせて作るぬいぐるみの記事はこちら
縫わずに作るクマ顔がまぐちポーチの特徴
今までのがまぐちポーチpp2、pp4、pp7(刀剣乱舞こんのすけ風)、pp8(おしゃれキャットマリーちゃん風)、pp9、pp10、pp13、 pp14は、同じ口金サイズ(口金の幅約10㎝、はめ込み部分が約18.5㎝長)で製作しています。テニスボールがすっぽり入る使い勝手の良さそうな大きさです。
今までのポーチの中にもくま顔のポーチはあったのですが、今回違うところは、針と糸を使わずに作ったところ。
100均(ダイソー)の、ゆめかわカラーのフェルトセット(18㎝×18㎝の5色セット)が可愛かったので、その5色のツギハギでクマ顔ポーチにしてみました。使うカラーと切り替え方を変えると雰囲気を変えて楽しめそうです。パーツは全て1.5㎝幅で山と平らな部分が交互に凸凹していて、凸部分の裏面にボンドを付けて本来縫い合わせるもう一方のパーツの平らな部分に貼り付けて立体にしました。
作り方の簡単な紹介動画もYouTube動画でアップしているので、よかったら参考にしてみてください。動画は4分10秒です。
気になるところ
ただボンドで接着しただけですが、強度はしっかりしています。ただ、しっかり接着させるためにクリップで数分固定しておく必要があります。隣り合った凹凸を続けて接着すると、固定時にずれてしまう可能性があるので、完全に接着できてから、その隣を接着するように注意が必要です。そのため、同時に進行できる作業は、ボンド接着の乾燥を待つ間に効率的にすすめるとよいです。
また、今回100均のゆめかわカラーのフェルトセットを使用したのですが、若干フェルト生地が薄めです。そのため切り貼りの作業は楽ですが、完成後のポーチとしてはやや柔らかい感じ。もっと硬めでしっかりした感じにしたい場合は、手芸店でもう少し厚みのあるフェルト生地を探してみてもよいかもです。
なお、今回は型紙がいつもなら左右対称(反転させると同じ形)のパーツも、縫代部分の山の位置が左右で異なっています。型紙A側とB側が混乱しないように注意が必要です。今回は左右で色を変えていたので間違いにくかったですが、作業する際A側とB側どちらか型紙に照らし合わせて確認しながらすすめた方がよさそうです。
型紙
このポーチの型紙PDF(無料)は2枚になります。
PDF1枚目はこちら 2枚目はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
- フェルト・・・100均のゆめかわカラーフェルトセット(18×18㎝×5色)
- フェルトのカラー、切り替え方は自由
- 1色で作る場合は18×18㎝×3枚必要
- 目はハギレフェルトで適当に作ってOk
- ボンド(布製品の接着に使用できるもの)
- 口金…カーブ部分の長さが18㎝程度のもの
- 紙紐を使用する場合は18㎝程度を2本
道具
- はさみ・・・フェルトカット用と型紙カット用のはさみ
- チャコペン(消えるタイプのもの)
- 型や切り込みのポイントを印付けするため必要
- 消えないタイプのものを使用すると、痕が残るのでおすすめしません
- 小さめのクリップ数個
- しっかり接着させたい箇所はクリップで5分程度挟んでおくとよい
- 厚紙、プラ容器など・・・ボンドを1円玉大程度出しておくと作業しやすい
- 爪楊枝・・・ボンドを塗る際使用
- 目打ち等(先が尖っている硬いもの)・・・口金にフェルトを押し込む際使用
そのほかに、なくてもよいがあれば便利なもの
- ペンチ、タオル
- 口金の端をつぶす
- ウェットティッシュ
- はみ出したボンドを拭き取る
所要時間
個人差はあると思いますが、半日~1日で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約4分10秒です。
(注意)今回は型紙PDFがA4用紙2枚に分かれています。紙の型紙をカットして準備後、どの色を使用するか決めてください。
①型紙をフェルトに写し、カットする
- 消えるチャコペンで、まず青点部分に印をつけた後、型紙のラインを写す
- 合印も目印として写せるなら写すとよい
- 合印が写しにくい場合は、貼り付け場所を間違わないように紙の型紙と照らし合わせながら作業をする
【ポイント】
- 型紙の青点部分が重要なので、しっかり写す(点の真下でなく、紙の型紙の少し外側に写すのでOK)
- 凸凹の凸部分の底辺が凹の辺よりやや広いくらいの方が貼り合わせた際に隙間ができないので仕上がりが綺麗
- 消えるチャコペンを使って写す
②耳(ABそれぞれ)の網掛け部分裏面にボンドを塗り、顔上表面に接着する
【ポイント】
- 今回、左右(AとB)で型紙の形(凸凹の位置)が異なるので貼り付けの際間違わないよう注意
- ボンドを縫ってフェルトを重ねたら、クリップで5分程度は固定しておくとしっかり接着する
③顔(ABそれぞれ)の耳横の網掛け部分表面にボンドを塗り、顔上裏面に接着する
④顔の耳部分(ABそれぞれ)の裏面にボンドを塗り、耳表面に接着する
⑤顔と頭後ろ(ABそれぞれ)のA3(B3)からA4(B4)までを凸部分の裏面にボンドを塗り、表面に接着する
【ポイント】
- ボンドの接着が強固になってから隣の凸部分の接着作業を行う
- 接着前に隣の作業をすると接着部分がずれる可能性があるので注意
- 同時並行でA、Bの作業をすすめると、効率的
⑥顔(ABそれぞれ)のAB6からAB5までの凸部分の裏面にボンドを塗り、表面に接着する
⑦顔から頭後ろにかけて、額と中央パーツを接着し、袋状にする
【ポイント】
- 額と中央パーツは同時並行で作業をすすめると効率的
- 貼り合わせるパーツは、型紙の青点部分がしっかり重なるように貼り合わせるようにすると隙間があかず仕上がりが綺麗
⑧紙紐、本体の中心部に印をつけておく
- 口金の中心にずれずに押し込む目安
- 厚めのフェルトを使用する場合、紙紐はなくてもOK
⑨口金の内側にボンドを薄く塗り伸ばす
- ボンドを爪楊枝などの先にとり、内側に塗り広げる
- たっぷりつけるより、薄く、全体にしっかりつける方がよい
- はみ出たボンドはすぐにウェットティッシュで拭き取ると、跡が残らない
⑩口金中心に片方の袋中心を合わせてはめ込み奥に押し込む
- 中央から左右に少しずつはめ込んでいく
⑪口金の端までしっかりはめ込み、反対側も同様にはめ込む
- ボンドが外に出てきた時は都度ウェットティッシュで拭き取る
⑫口金の端をペンチなどで挟んで凹ませる
- タオルで挟むと傷つきにくい
- ペンチがなければ無理にしなくてもOK
- 挟んで口金を凹ませると布がはずれにくくなる
⑬目のパーツを作って貼り付ける
- 今回は幅1㎝程度の長方形2色を重ねて貼り付けてみた
完成です
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