今回は、三段ボックスの収納に使える布製ボックスを試しに作ってみました
布製ボックス?ファブリックバスケット?
とにかく布の、収納グッズを作ったということか!
布だけで、ちゃんとボックスの形状を保てるように、今回はデニム生地を使って作りました。わりと簡単に使い勝手よさそうなものができたので、紹介します。
今回のファブリックバスケットの特徴
春先は引越や新生活で収納グッズを新調する機会が多いと思います。以前300円ショップで購入した布製の収納ボックスが気に入っていたので、似たものを探したのですが、気に入る物がなく、どうしようかなぁと思ってました。
そんな時にふと思い出したのが、以前手芸点のセールで購入したデニム生地。何かに使うためではなく、定価よりこんなに安いなら、いつか使えるかも!と買ってしまうこともよくありました(笑)でも、使った残りの生地が押し入れで長く眠ることもよくある…
そこで今回は、余っていた生地、しっかりしたデニム生地を使って、失敗してもいいやーくらいの気楽さで、布製ボックスを作ってみました。作ってみて、接着芯など使わず、デニム生地だけでも比較的しっかり形を保ってくれました。
今回、AとBのパーツを縫い合せて十文字にしましたが、もっと簡単に作るためには、最初から十文字に生地をカットすれば楽です。ただ、布をカットしたときのロスがでるので、今回は長方形パーツを縫い合せて作ってみました。バスケットの前後と横で、生地の切りかえを楽しむこともできます。
ちなみに、やはり三段ボックスにちょうどはまる大きさが便利だと思い、横38センチ、縦22センチ、奥行き26センチのバスケットになりました。
作り方紹介
簡単な作り方の流れを紹介したYouTube動画はこちら。動画は2分です。
材料・道具
材料
- 外、内側の布(それぞれ下記のA、Bパーツを準備)
- A:38㎝✕70㎝の長方形1枚(外、内それぞれ1枚)
- B:23㎝✕28㎝の長方形2枚(外、内それぞれ2枚)
- 生地は、帆布やデニム等、厚め、かための生地がおすすめ
- 糸
道具
- 針、まち針
- ミシン縫い、手縫い、どちらでも可能
- はさみ
- 長めの定規
所要時間
目安:1時間~数時間程度
個人差はあります。
作り方
布を準備する
- 内側、外側用の布をそれぞれ長方形にカット
- 外布、内布それぞれ
- A:38✕70㎝ 1枚
- B:23✕28㎝ 2枚
- 外布、内布それぞれ
- Aの合印(●、○)は布裏に印を付けておく
- 布端から約1㎝程度が縫製ラインになる。
- 型を生地に写す必要はなく、長方形にカットするだけ。
- AとBを縫いあわせる際、合印が必要になるため、上図のAの●、○は必ず印づけしておく。
- Bには印づけしなくても、布端から1㎝内側を目安に作業できる。
外布を縫う(立体にする)
- AとB2枚(両サイド)を中表に合わせ、合印●→○を縫う(布端から1㎝のライン)
- Aの●、○の合印と、Bの両端から1㎝内側が合うように重ねる(画像参照)
- 縫い始め、縫い終わりは返し縫いをする
- Aの合印●、○の位置に、縫代に切込みを入れる
- 4カ所に、糸を切らないよう縫い線ギリギリまで切込みを入れる
- ●→■のバスケットの4柱部分も中表に合わせ上部布端まで縫う
- Bの●、○の縫代部分をカットする
内布を縫う(立体にする)
- 外布と同様に縫う
- 柱の1辺だけ●から■のラインの中央に10㎝以上返し口をあけておく
内布、外布を縫いあわせる
- 内布を外表に返す
- 外布の中に内布を中表に重ねて入れ、布端をまち針でとめる
- 外と内で縫代は逆の方向に倒す
- 上部の布端から1㎝のラインを縫う
- 4角の縫い目位置が外布と内布でずれないように気をつけて縫う
- 返し口から外表に返し、返し口をとじる
- 皺がひどい場合は、アイロンで整える
バスケットが柔らかく形が崩れやすい場合は、上部4角を少しつまんで縫い合せると、角がしっかりとして形を保持しやすくなる。
完成です
コメント
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