ファスナー付き携帯用ティッシュカバー 型紙ptc1-220520

ハンドメイド
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タタミー
タタミー

今回は、ポケットティッシュでは少なすぎる、ボックスティッシュを携帯したいという時に、移動時にティッシュが汚れたり傷んだりしないよう、ファスナーで収納できるティッシュカバーを試作してみました!

コグマ
コグマ

ん?なんか顔らしきものが見える。

タタミー
タタミー

シンプルに作ってもOK,顔や手足をつけて動物風にしてもOK,ポケットを付けてみてもOK!ってことで、2種類作ってみました!

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ファスナー付き携帯用ティッシュカバーについて

実は・・・以前30㎝ファスナーが安くなっていて、いっぱい購入したことがありまして・・・

最近よく使っているビニールのソフトボックスティッシュを携帯する際、使用途中の飛び出したティッシュを汚さないように持ち運べないかなぁと考えていたところ、「あ!30㎝ファスナー使って、蓋ができるティッシュカバー作ればいいのでは!」と。

そこで、今回はいつものごとく、極力楽に作れるように、型紙、縫い方をシンプルに。いやいや、少し遊び心も・・・ということで、好みでアレンジできるようにしてみました!

基本的に3つの型紙パーツを使ったシンプルバージョンで作るなら、あっという間にできます。

ちょっと可愛く作りたい場合は、後で紹介する型紙の、耳、腕、足パーツも作って、ついでに顔も作る必要があるので、やや時間がかかります。が、直線ラインなどミシンを使えば半日もかかりませんでした。今回、上の画像にある白っぽい動物風のものと、ハリネズミ柄のシンプルなもの(ポケットを余分につけてみましたが)の2種類作ってみたのですが、二つ合わせて私の場合4~5時間くらいです。

花粉症の方とか、お子さんとのおでかけで、ポケットティッシュの携帯では心許ない方もおられると思います。携帯時に外にビロビロ出てるティッシュが気になる方もいると思うので、割と簡単に縫えるファスナー付きティッシュカバー、試してみて欲しいです。

最近は柔らかく、軽く、コンパクトなビニール素材のパッケージのボックスティッシュが多いので、そのサイズ(10×18×4㎝目安)に合わせて型紙を作ってみました。もう少し大きくてもいけそうですが、紙の箱タイプは入らないので、ご注意ください

ファスナーが30㎝なので、ティッシュ取り出しの前面だけでなく、後方までパカーンと開けることができます。なのでボックスティッシュの出し入れ自体はスムーズです。少しイメージしづらい方は、完成形の動画(ティッシュの出し入れ含む)もあるので、よかったら確認してみてくださいね。

作り方や作品の動画を紹介しているYouTube動画はこちら。動画は約4分です。

気になるところ

腕の長さ

動物風の見た目にしたくて、型紙に耳、腕、足を追加してみたのですが・・・作ってみた感想として、腕がもう少し長い方が、使いやすそうだと思います。腕の長さは、完成サイズで約12㎝程度なのですが、車の背もたれ部分(ヘッドレストの金具部分)にひっかけてみたところ、ギリギリ届く感じでした。車種によっては無理なのかもしれない・・・。鞄や壁に引っかけるとしても、頭の上で手がつながる感じの長さがあればよかったなと。もし自分で調整して腕を長くしてみよう!という方は、腕の長さは1.5から2倍の長さが合った方がよいかもです。

顔のバランス

動物風にしたくて、今回直径2㎝の円の黒フェルトを目にみたてて縫いつけたのですが、バランスが難しかったです。

腕、足の位置が微妙で、顔がそもそもどこからどこまで?という感じなので、福笑いみたいに、いろいろ置いてみては、首をかしげる・・・って感じでした。なんとか可愛くみえなくもないか?という仕上がりになった気はしますが、目、鼻、口の形や配置など、是非センスのある方に可愛くするコツを教わりたいところです。

型紙

このポーチの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。

PDF型紙のご利用についてはこちらの記事を確認ください。

製作時間と材料・道具

製作にかかる時間

個人差はあると思いますが、数時間~半日程度でできます。

手縫い、ミシン縫いどちらでも可能ですが、一部手縫いが必要です。

道具

  • まち針
  • はさみ
  • チャコペン
  • ミシン、アイロン
    • ミシンもアイロンも、なくても製作は可能ですが、あれば時間短縮、仕上がりがよりよくなります。

材料

  • 布(量は一番シンプルな場合の目安)←ポケット等つけない場合
    • 外布・内布それぞれ:約62㎝✕20㎝
      • 上部2枚 (約10㎝✕20㎝×2・内外各1枚)
      • ファスナー左右4枚 (約32㎝✕20㎝×2・内外各2枚)
      • 底2枚 (約20㎝×20㎝×2・内外各1枚)
  • 糸、しつけ糸
  • ファスナー(30㎝)1本

生地選択の注意

今回ファスナー部分が、本体の前面から後面へ折り返される構造です。天地の柄のある生地を使用すると、ティッシュカバーの後方で柄が逆さまになるので、天地のある柄物は避けた方が無難です。(画像ではわかりにくいかもですが、ハリネズミ柄が後方で逆さまになってます笑)

 

以下、必要時好みで追加。なくてもOKな材料

  • 布(好みで追加)
    • ポケット(約12㎝×20㎝・1枚)
    • 耳・腕・足(約25㎝×20㎝)
  • ひも等 約10㎝ 
  • スナップボタン、顔パーツ用フェルト、刺繍糸等 

作り方

簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は約4分です。

パーツ準備

  1. 布の裏面に、型紙を縫代0.5~1㎝程度確保して配置し、合い印もしっかり写す
  2. 縫代0.5~1㎝でパーツをカットする
    • 外、内ともにそれぞれのパーツを必要枚数カット
    • ポケットを付ける場合は、型紙②の底を上の山部分を折り曲げて好みの高さに調整し、型紙を写してください(画像参照)
    • ポケットの縫代は、上部を三つ折りにするので1~1.2㎝程度あった方が作業しやすいかも
  3. ファスナー左右、ポケット上部の縫代を折り、しっかり折り目をつける
    • アイロンでしっかり折り目をつけておくと後の作業がしやすく、仕上がりもきれい
    • ポケット上部は三つ折り部分にステッチをかけておく

ファスナーをつける

  1. ファスナー金具を中心として幅1.0㎝のラインをファスナーにチャコペンでかいておく
  2. ファスナーとファスナー左右の外布2枚を縫い合わせる
    • ファスナー表にファスナー左右(外布)を表を上にして重ね、縫い合わせる
    • 外布がファスナーをミシン縫いしづらい生地の場合、内布にファスナーを縫いつけてもOK
      • (その場合、ファスナー裏にファスナー左右(内布)を表を上にして重ねて縫い合わせる)

各パーツを縫い合わせる

  1. ファスナーを縫いつけた外布ファスナー左右と、外布上部、外布底を縫い合わせる
    • 中表に重ね、合印(■、●)を合わせて縫い合わせる
    • ファスナーをとじた状態で、持ち手がある側に上部を縫い合わせる←これ大事
    • ポケットを付ける場合は、この時点で底とポケットを重ねて一緒に縫い合わせる
    • 動物風耳、腕、足を付ける場合は、この作業の前に各パーツを作っておき、上部、底の縫代部分に手足、耳の先が本体中央に向くように縫いつけておく(目安の付け位置を参考に)
  2. 縫い合わせた外布を中表に半分に折り、周囲を縫う
    • ファスナーは必ず開けた状態で縫い合わせる←これ大事(ファスナー開口部が返し口になるため)
    • 頂上に紐の輪を作りたい場合は、この時一緒に挟んで縫う
    • 縫代はファスナーと反対側に倒して周囲を縫う
  3. 内布も同様に縫い合わせる
    • 内布ファスナー左右は、折り目を付けてある部分を折ったまま、■(四角)の合印を合わせて縫う

外布と内布を縫い合わせる

  1. 外布は外表、内布は中表の状態で、外布の中に内布を入れる
  2. ファスナー部分をまつり縫いで縫い合わせる

シンプルバージョンはこれで完成!

  • 腕、足を付ける場合は、その先にスナップボタンやマジックテープを縫いつける。
  • スナップボタンは①両手、②片側の手足がくっつくように、凹凸をクロスさせて縫いつけるとポージングの幅が広がる
  • 顔の刺繍など、好みで仕上げる

もっといろんな工夫すれば、より使いやすいカバーができそうです。

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