舌つきかえるのがま口ポーチをつくる 型紙pp14-220908

ハンドメイド
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タタミー
タタミー

こんにちは!

今日は久しぶりにがまぐちポーチを作りました!しかもガマちゃんのがまぐちポーチに挑戦してみました!

コグマ
コグマ

わ!ほんとだ、かえるのがま口ポーチだ!

しかもベロ(舌)でてるよ。

タタミー
タタミー

そうなんです、今回、せっかくだから舌もつけて、そこに色々収納できるような工夫をしてみました。巻いてる舌のイメージが嫌いな方には申し訳ないですが、結構使い勝手よさそうなポーチになったので報告しますね!!

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舌(ポケット)付きカエルのがまぐちポーチについて

今回も、いつも使っているサイズのがまぐち口金を使ってみました。いつもと違うのは、クマじゃなくて、カエルだということ・・・

なぜカエルにしたかというと、緑のカーテン生地のハギレが押し入れに眠っていたから!

そして、せっかくカエルにするなら、舌がべろーんと伸びて、そこにポケットつけて収納してみたいなと思ったわけです。薬とか、アクセサリーとか、持ち運ぶのにどこいったかわからなくなりがちな小さなものを上手に収納したいんですけど、いつも大きめのポーチとかだとグチャグチャになるんです。

カエルっぽくなるか、可愛くできるか不安でしたが、とりあえず試作!と思って適当に型紙を作ってみました!結果は、割と満足いく出来でした!お薬とか小さな物を舌に収納して巻いてがまぐちポーチの中に入れ、その上からテニスボール入れてみましたが、すっぽり入りました。

強いて言うなら、もう少し可愛い見た目にして、手足も付けてみたいところ。でも少しハードル高そうなので、今回はこれでOKとします!

ちなみに、舌が必要ないという方は、なくても作れます!

作り方の簡単な紹介動画もYouTube動画でアップしているので、よかったら参考にしてみてください。動画は約4分です。

気になるところ

今回、カーテン生地のハギレを使ったので、張りがあってカエルのフォルムが綺麗にできました。柔らかい生地で作る場合は、少し硬めの接着芯を使用した方がよいかもしれません。

舌を巻き付けて、収納したとき中で動かないように、マジックテープを使ってみたんですが、ポーチに他にも物を収納するなら、マジックテープなくても固定されそうな気がする・・・と思いました。でも使うフェルトの厚みや、ポケットに収納するものの厚み、重さ等の条件によって安定感が違う気がするので、今後いろいろ検討してみたいところです。

型紙

このポーチの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。

PDF型紙のご利用についてはこちらの記事を確認ください。

製作時間と材料・道具

製作にかかる時間

個人差はあると思いますが、半日~1日程度でできます。

手縫い、部分的にミシン縫い可能です。

道具

  • まち針
  • はさみ
  • チャコペン
  • 先が平らまたは尖っている金属製のもの
    • 口金の中に布を押し込む際使用
    • キリや目打ちを使う場合は、布に穴が開かないよう注意
    • 尖っていなくても、先が薄く平らな硬い物なら代用可(スプーンの持ち手側等)
  • 爪楊枝等、先の細いもの
    • ボンドを塗り広げるために使用

そのほかに、なくてもよいがあれば便利なもの

  • ペンチ、タオル
    • 口金の端をつぶす
  • ウェットティッシュ
    • はみ出したボンドを拭き取る

材料

  • 布(量は目安)←厚地だと口金にはめ込みにくいので注意
    • 外布(上側):緑 20×25cm
    • 外布(下側):ベージュ 16㎝×17㎝
    • 内布 :オレンジ系 35㎝×20㎝
  • フェルト
    • 目:白3×5cm、黒2×4㎝
    • 舌:赤系(ピンク)20×15㎝
  • 口金(カーブ部分20cm程度までのもの)
    • 型紙pp16-220908ではカーブ部分20㎝
  • ボンド(速乾性ではないもの)
  • 紙紐
    • 口金の長さ✕2本
  • マジックテープなど(数㎝あればOK)

内側の生地は好みで決めてください。外は上面が緑系、下面がベージュ系なら無難です。

あまり厚地のものだと口金にはめ込みにくくなります。その場合は、紙紐を使わずに仕上げてもよいかもしれません。

今回紹介しているサンプルは口金カーブ部分18.5㎝。型紙pp16-220908のカーブ部分は20㎝のため、端が1㎝弱余って隙間ができます。余った部分は後から縫い合わせて調整することもできます。

作り方

簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は約4分です。

布に型紙をうつし裁断する

  1. 布の裏面に、縫代を0.5㎝程度確保して配置し、合い印もしっかり写す
    • 外布:顔上面、胴上面・・・緑(各1枚)
    • 外布:顔下面、胴下面・・・ベージュ(各1枚)
    • 内布:顔上面・下面、胴上面・下面・・・好みの色で各1枚(上面の型紙は目の部分がないもの)
    • 舌本体1枚・ポケット全部で5枚、目(白・黒各2枚)はフェルトで縫代不要
  2. 縫代を0.5㎝程度確保して布をカットする
    • 舌、目は縫代不要

舌をつくる

  1. 舌本体に舌ポケットを縫いつける
    • 舌先端から順番に縫いつける
    • 縫いつけ方は好みの縫いつけ方で(今回はブランケットステッチ)OK
    • ポケットの上部両端はしっかり何重かにぬいつけておくと安心
  2. マジックテープを縫いつける
    • 丸めてみて、好みの位置にマジックテープを付けてOK
    • 目安としては、ポケット上端のポケット側と、ポケット下から2番目あたりの裏面につけるとよいかも

内袋をつくる

  1. 胴上面のダーツ部分(▲三角ー★星)を中表に合わせて縫い合わせる
    • 顔上面と胴上面を縫い合わせた後にダーツも縫ってもOK
  2. 胴下面と舌を縫い合わせる
    • ポケット側と胴下面の表が重なるように合印●を目安に合わせ、縫代部分を縫い合わせておく
  3. 胴・顔下面と胴・顔上面をそれぞれ中表に合わせ■(四角)から■(四角)まで縫い合わせて開く
    • 縫代カーブに切り込みを入れる
  4. 縫い合わせた上面、下面を中表に合わせ、胴側の■(四角)から■(四角)まで縫い合わせる
    • 縫代カーブ部分に切り込みを入れ、袋状に形を整える

外袋をつくる

  1. 内袋同様、上面、下面とも顔と胴を中表に合わせ、■~■縫い合わせる
    • 胴上面のダーツ部分は、先に縫っておいても、後から縫ってもよい
  2. 目の周辺は縫代に切り込みを入れ、外表に返して形を整える
    • 不要な縫代はカットしてもよい
  3. 目の位置に白、黒のフェルトを縫いつける
  4. 縫い合わせた上面、下面を中表に合わせ、胴側の■~■を縫い合わせる

内、外袋を縫い合わせる

  1. 外袋と内袋を、外袋の中に内袋を中表に入れるように重ねる
  2. 返し口を一部あけて、袋の上部を縫い合わせる
    • 縫代が重なって厚みがでている箇所は、余分な縫代をカットしておく
  3. 返し口から外表に返し、返し口をとじる

口金をつける準備をする

  1. 紙紐、本体の中央部分に印をつける
    • 紙紐、本体ともに半分に折って中央に印をつける
  2. 口金の内側にボンドを塗り広げる
  3. 口金の汚れを拭き取る
    • 口金の外にはみ出たボンドはウェットティッシュですぐに拭くと口金が汚くならない

口金をつける

  1. 口金の中央部分に本体の中央部分をはめ込む
  2. 本体と一緒に紙紐を押し込む
    • 先の硬いもので布を押さえつけながら奥に押し込むように紙紐をはめ込む
  3. 中央から左右に少しずつはめ込んでいく
    • 中央から左、右と少しずつ作業することで、はめ込む時本体のずれがおこりにくい
    • 縫代が重なっている部分に紙紐が入りにくい時は厚みのある部分のみ、紙紐カットしてもOK
  4. 端までしっかりはめ込み、反対側も同様に作業する
  5. 口金の端をペンチで押さえて凹ませる(省略可)
    • 口金の端部分は布が外れやすいため、挟んで凹ませておくとしっかり固定できる
    • タオルを挟んでペンチで凹ませると傷つきにくい
  6. 口金端の袋の隙間が気になる場合は、少し縫い合わせる

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