今回は、娘のリクエストです!
前回刀剣乱舞のこんのすけ風がまぐちポーチを作った際、この形でマリーちゃん作って!と言われまして。
あー!たしかに、こんのすけ風の型紙をそのまま使えそう!
そうなんです。細かいパーツだけ少し変えたりしましたが、ポーチの形自体はこんのすけと全く同じで作りました。可愛くするのが少し難しかったけど、参考になれば幸いです!
マリーちゃんのがまぐちポーチの作品画像・動画
こんのすけポーチと同様、テニスボールがすっぽり入る使い勝手の良さそうな大きさです。ちょっと工夫してみたのは、マリーちゃんの頭のてっぺんに毛がぴょこんってリボンで結ばれている部分!そこをループ状にして、ボールチェーン等を通せるようにしてみました。鞄などにぶら下がっているマリーちゃん、可愛いかも。
作り方の簡単な紹介動画もYouTube動画でアップしているので、よかったら参考にしてみてください。動画は5分半程度です。
気になるところ
頭の毛の部分ががまぐちの開閉時に邪魔になるかも?と思いながら作ってみましたが、そんなに気になりませんでした。頭の毛パーツの根元の部分だけを縫い付けていて、比較的可動性がある(後ろに倒しやすい)のがよかったかもしれません。
顔に関しては、もっと目や鼻のパーツ(フェルト)の形、大きさ、縫い付ける位置を工夫したら、よりマリーちゃんに近づけたのでは・・・と思います。マリーちゃんの顔自体、グッズやアニメなど、それぞれちょっとずつ違うので、好みで色々試してみるのもよいかもしれないですね。
型紙
このポーチの型紙は、こんのすけ風ポーチの型紙(pp7)を使っています。
こんのすけ風ポーチの型紙はこちらのページをご覧ください。作り方もほとんど同じなので、参考にしてみてください。
製作時間と材料・道具
製作にかかる時間
個人差はあると思いますが、1~2日程度でできます。
刺繍等細部をより丁寧に作業すれば、1日では厳しいかもしれません。
道具
- 針
- まち針
- はさみ
- チャコペン(水で消せる・時間経過で消えるタイプのもの)
- 先が平らまたは尖っている金属製のもの
- 口金の中に布を押し込む際使用
- キリや目打ちを使う場合は、布に穴が開かないよう注意
- 爪楊枝等、先の細いもの
- ボンドを塗り広げるために使用
そのほかに、なくてもよいがあれば便利なもの
- ペンチ、タオル
- 口金の端をつぶす
- ウェットティッシュ
- はみ出したボンドを拭き取る
材料
- 布(量は目安)←厚地だと口金にはめ込みにくいので注意
- 外布(白系):30㎝✕40㎝
- 内布(好み):30㎝✕30㎝
- 口金(カーブ部分18㎝程度のもの)
- ファスナーでも可(20㎝程度のもの)←マリーちゃんの雰囲気から遠ざかるかも
- フェルト(ピンク系、水色、黒、各少量)
- 紙紐:口金の長さ(今回は18.5㎝)✕2本
- 糸、刺繍糸(黒、白、水色、ピンク系、各少量)
- ボンド(速乾性ではないもの)
生地選びについて
今回、しっかり形状を保つポーチにするため、外布には、やや薄めのキャンパス生地を使用。ポーチの内側にも布をつけるので、好みに合わせて内の布を用意してください。あまり厚地のものだと口金へのはめ込み作業が少し難しくなります。
紙紐を使わずに仕上げるか、薄地生地にかための接着芯を貼ってみてもよいかもしれません。
ちなみに、マリーちゃんの頭の毛の部分、上部の内側の生地は薄めの生地を使用した方が作業しやすいと思います。
がまぐち口金について
今回紹介している作品サンプルは口金カーブ部分18.5㎝。型紙pp7-200917のカーブ部分は20㎝のため、端が1㎝弱余って隙間ができます。この余った部分を後から縫い合わせるように作ることで、マリーちゃんの頬横の尖り部分ができます。市販の口金を使用する場合は口金18㎝程度のものが最適だと思います。
ファスナーについて
また、がまぐち口金を使用せず、ファスナーポーチにすることも可能ですが、おそらく横に扁平な顔になるため、マリーちゃんの雰囲気は出しにくいかもしれません。
作り方
簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は約5分半です。
作り方は耳や顔の作り方が少し違います(下の画像参照)が、こんのすけ風ポーチとほぼ同じです。また、頭の毛の部分を付ける場合は、パーツを作る必要があります。
こんのすけ風ポーチと違う部分
耳
- 耳2枚を中表に合わせて山部分を縫う
- 縫代カーブ部分に切込みをいれる
- 角部分(耳先、耳底の角)の余分な縫代はカットしておく方がよい
- 返し口から外表に返し、返し口をとじる
- ピンクフェルトを縫い付ける
目・鼻
- こんのすけ風型紙の目のパーツをひとまわり大きめに、目頭・目尻は尖らせてフェルトをカットする
- 水色フェルトに黒フェルトを縫い付ける
- 黒フェルトの上に白丸を刺繍(黒目の右上あたり)する
- 目の上のアイライン部分に黒いフェルトを紐状に縫い付ける
- アイラインは好みで、フェルトを縫いつけなくてもよい
- 鼻は1辺1㎝程度の三角形にピンク系フェルトをカットする
顔刺繍
目と鼻パーツをまち針で仮固定しながら、バランスを確認し、生地に直接、消えるチャコペンで刺繍する箇所をかき込んでいく。
刺繍はアウトラインステッチ(他の刺繍方法でもよい)する。まつげやひげ等は1~2本取り程度で細く、まゆげ、口は3本取り程度にしてみた。
順番は自由だが、まず目や鼻を縫い付けてから、口、まつげやまゆげ、ひげを刺繍していくとよい。
- 消えるチャコペンを使い、フリーハンドで外袋の表側に顔のパーツ、刺繍の下書きをする
- 目、鼻を縫い付ける
- 口、まゆげ、まつげ、ひげを刺繍する
耳と頭の毛の縫い付け
こんのすけ風ポーチと違って、左右の耳の間に頭の毛の部分を縫い付ける必要があるので、まず頭の毛のパーツを中央にしつけ糸などで仮固定し、バランスをみて両耳を配置します。
耳、頭の毛それぞれの底辺部分を本体(後頭部側)に縫い付けます。
完成です
なんとかマリーちゃんっぽくなったかな?と思いますが、目や鼻の大きさ、形、位置を変えてみると、もっと可愛いマリーちゃんにできそうな気がします。自分好みのマリーちゃんポーチを作る参考になれば嬉しいです。
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