今まで紹介してきたがまぐちポーチは、袋を縫って口金にはめ込む作業が少し大変でしたが、今回は針と糸を使わず、すぐにできるがまぐちポーチを作ってみました!
縫わずに作るがまぐちポーチ!ほんとにちゃんとポーチになるのかな?
いつもと違う浮き足口金とフェルトを使うことで、あっという間に簡単がまぐちポーチ、完成しました。初めてがまぐちポーチを作る人に、工作気分で試して欲しい手軽さです!
縫わないがま口ポーチの特徴
今回、針と糸を使わず(縫わず)にがまぐちポーチが作ってみようと思ったものの、普通の布と口金では、それなりのポーチにするのが難しい・・・
そこで、口金と袋部分の素材を、いつもとは変えて、浮き足口金とフェルトにしてみました!
2023/5/3追記
縫わないがま口くま顔ポーチ作りにチャレンジしてみました。ボンドを使って作ります。型紙もあるので、興味のある方はのぞいてみてくださいね!
浮き足口金を使用する
浮き足口金は、袋の上部だけを口金の溝にはめ込む構造のもの。横がじゃばらになっているようなお財布で使われたりしてます。
袋のサイド部分がポーチの内側に折り込まれるような形状にする必要はありますが、口金に袋をはめ込む作業はとっても楽です。
フェルトを使用する
フェルトを使用すると、生地の端を始末したり、内布をつける必要がありません。そのため、口金のサイズに合わせて、長方形の本体と、楕円の半分のようなサイドのパーツを作れば(型紙いらず)、あとは目打ちで穴を開けて紐やリボンを通して結ぶだけで簡単に袋ができます。
縫わないがま口ポーチの作り方
簡単な作り方の流れは、こちらのYouTube動画も参考にしてみてください。
製作時間
個人差はあると思いますが、1~2時間程度あれば可能です。
材料・道具
材料
- 好きなサイズの浮き足口金
- フェルト
- 必要量は口金サイズにより異なる
- ハギレまたはリボン等
- 開けた穴に通しやすい、細めのひも・リボン状のもの
- 紙紐
- ボンド
道具
- ハサミ
- ペン
- 穴開け位置をフェルトに印す際に使用
- 目打ち
- フェルトの穴開けと、口金の溝に袋を押し込む際に使用
- 竹串または爪楊枝など
- 紐を通すときや、口金の溝にボンドを塗り広げる際に使用
作り方
- フェルト、ひも(リボン)等の準備
- フェルト本体(長方形)1枚、フェルトサイド(楕円の半分)2枚カット
- 本体にあける穴の数、穴に通して結べる長さの細めの紐をカット
- 今回はハギレを幅0.5㎝、長さ7㎝にカットした物を32本使用
- フェルトの本体(長辺部分)とサイド(曲線部分)に穴開け位置を印づけする
- フェルトの端から0.5㎝程度内側に、1㎝間隔で印をつける
- フェルト端に近いと破れるので注意
- 長方形とサイドのフェルトに、同じ数の穴が左右対称に開くようにする
- 長方形の短辺側に近い部分は、口金にはめ込むことも考え、2㎝程度はゆとりをもたせ、穴をあけない
- フェルトの端から0.5㎝程度内側に、1㎝間隔で印をつける
- フェルトに穴を開ける
- 目打ちで、紐(リボン)を通せる大きさでしっかり穴をあける
- 本体とサイドの穴に紐を通して結ぶ
- がま口の溝にボンドを塗る
- ボンドは薄く塗り広げる
- 口金に本体の直線部分を片側ずつはめ込み、紙紐を一緒に押し込んで固定する
縫わないがま口フェルトポーチのサイズの目安
サイズや形状は、好きなようにアレンジOKです。
一例として無難なサイズを紹介しておきます。下の図参照
- 袋本体長方形のサイズ
- 短辺:がま口のはめ込み口の長さ
- 長辺:(がま口横の金具の長さ+数㎝)✕2
- サイド用のサイズ
- 直線部分:完成時、開きたいがま口の幅
- 曲線部分:長方形の長辺サイズ-数㎝
完成です
今回は家にあった100円均一のフェルトと、ハギレを使いましたが、フェルトの厚みや色を変えて、刺繍したりワッペンを付けたり、可愛い紐を使えばオリジナルの可愛いがま口ポーチが、手軽に作れると思います!
コメント