テディベアの作り方でピカチュウっぽいぬいぐるみを作ってみる mc1-200605

ハンドメイド
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タタミー
タタミー

前回、ピカチュウみたいなテディベアが作りたくて、思いっきり失敗したんですよね・・・。

コグマ
コグマ

あー!あの黄色いウサギちゃん!

ピカチュウにも、テディベアにもなれなかったコだね!笑

タタミー
タタミー

そうそう。

今回は、その失敗を活かしてリベンジした結果、割とピカチュウに近いぬいぐるみが完成したので報告します!

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ピカチュウ風ぬいぐるみ

今回は成功といってもいいかな?という程度には、ピカチュウに似て見える気がします!

前回の黄色いウサギの反省を活かせたようです。改善した点、ピカチュウに近づけるために工夫した点は下の画像のとおり!前回の黄色いウサギちゃん(pt5)の型紙は無料PDFあります。

やっぱり、耳の形・大きさと、なんと言っても顔って大事だなぁって、つくづく感じました。目と、鼻口、ほっぺたをピカチュウと同じような感じで配置するとそれらしくなってくれました。

前回の黄色いウサギさんより、このコの方が頭頂部も幅広にして丸っこい四角ベースにしたことで、ピカチュウの愛らしい感じに近づけた感じです。

脚が短いのが、とてもかわいい。それでも、ちゃんと自分で立ってくれます。

胴体の形を上下対称の楕円にした方が、すっきりしたフォルムになってよかったです。

では、作ってみようという方に、簡単で下手くそですが自作のピカチュウっぽいぬいぐるみの作り方を紹介します!

製作時間と材料・道具

製作にかかる時間

個人差はあると思いますが、数時間~半日程度で可能です。

今回は手のひらにのるサイズのぬいぐるみだったので、半日程度でしたが、大きいサイズで作ろうと思えばもう少しかかりそうです。

道具

  • 針(ぬいぐるみ用の長い針もあれば便利)
  • まち針
  • はさみ
  • チャコペン
  • 細い棒状のもの(私は毛糸のかぎ針使用)←耳など細いパーツを外表に返す際に必要

材料

  • 糸(黄色、黒)
  • 刺繍糸(赤、茶、白など)
  • 布(黄色、黒)
  • 綿
  • 黒いフェルト(なければ黒い布でもOK)

今回作った手のひらサイズのものなら、布等は大きめのハンカチ程度があれば作れます。

作り方

簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は4分ちょっとです。

型紙を準備する

今回、著作権のことも考慮して型紙PDFの掲載はしてません。ごめんなさい。

ブログの記事、画像を参考にしていただけると幸いです。

前回のピカチュウ失敗作(ウサギみたいなコ)の型紙は掲載しています。よかったらそちらも参考にしてみてください。

布に型紙をうつし裁断する

布の裏面に、縫い代を0.5センチ程度確保して配置し、合い印もしっかりとうつします。いつも使用しているのは時間がたつと自然と消える(水でも消せる)タイプのチャコペンで、便利です。

  1. 頭:対称に各1枚
  2. 頭中央:1枚
  3. 耳上:対称に各2枚
  4. 耳下:対称に各2枚
  5. 胴:対称に各1枚
  6. 脚:対称に各2枚
  7. 腕:対称に各2枚
  8. しっぽ:対称に各1枚

頭部をつくる

  1. 左右対称の頭の片方と、頭中央を中表に合わせ、縫い合わせる
    • 合印の間をまち針でとめながら、少しずつ縫い合わせていく
    • 縫い線の角度がある所は、縫いながら頭中央の縫代部分に切込みを入れると縫いやすい
  2. 頭中央と頭のもう片方も同様に縫い合わせる
  3. カーブのきつい縫代部分に切込みを入れる
  4. 返し口から外表に返し、形を整える
  5. 頭部の形を整えながら、綿を詰める
  6. 首の部分(返し口で開いている部分)をぐし縫いする
    • 糸は2本取りにします(1本だと後で絞る際に切れる時があります)
  7. 縫い代を内側に入れながらぐし縫いを絞って玉どめする
    • 首は胴に縫い付け、見えなくなるので綺麗じゃなくても大丈夫です

耳をつくり頭部につける

耳をつくる

  1. 耳上と耳下を中表に縫い合わせる→左右対称の各2セット作る
  2. 縫代を開いて、左右対称に作った2枚を中表に合わせ、返し口を開けて縫う
    • 黒布部分は黒糸を使用した方が仕上がり時目立たない
  3. 耳先、耳下の角の縫代をカットする
    • 耳先は、余分な縫代をできるだけカットした方が外表に返した時形が整いやすい
  4. 耳を外表に返し、形を整える
    • 細い棒状の物を使うと返しやすい
  5. 返し口をとじる

耳を頭部につける

  1. 耳をつける位置を、まち針で仮固定して決める
    • 頭本体に消えるチャコペン等でしるし付けしておくと作業しやすい
  2. 耳下の両端→耳中央の順で頭部に縫い付ける
    • 耳は直線になるようにつけても、耳中央を少し後ろにずらして折れるような付け方でもOK

顔をつくる

目のパーツを作り顔に縫い付ける

  1. 目のパーツを2個、フェルトをカットしてつくる
    • 黒いフェルトが作業しやすい
    • サイズは図を参考に、顔の正面横幅6分の1程度の直径で円にする
  2. 目のパーツを顔に縫い付ける
    • つける位置は、縦の中央、横の端から4分の1程度の場所
  3. 黒目を縫い付けた後、黒目中央部分から黒糸を首の下まで通して引っ張り、目を凹ませる
  4. 黒目の上に白糸で2~3ミリ程度のラインを3回程度縫う
    • 遠目で白い丸に見えるように
    • 位置は、黒目の中央よりやや上、やや顔中心寄り

顔の刺繍をする

  1. 鼻を小さめに2回横ライン刺繍してつくる
    • 鼻と口は消えるチャコペン等でしるし付けしておくと作業しやすい
  2. 口を刺繍する
    • 鼻下から人の字を書くように(イラスト参照)
    • wの形になるように、糸を下に引くように固定する
  3. ほっぺたを赤糸で刺繍する
    • ほっぺたの位置に消えるチャコペン等でしるし付けしておくと作業しやすい
    • 赤い円になるように、横ラインを何回か刺繍する

ぬいぐるみ用の長い針があれば刺しやすいです。私は6本取りで刺繍していますが、刺繍の仕方は好きなように工夫してみてください。表情、雰囲気が違ってきます。 刺繍の順番は画像を参照してください。

胴をつくる

  1. 胴を中表に、返し口を開けて縫い合わせる
  2. 縫代に切込みを入れ、返し口から外表に返し、整える
    • カーブがきつい部分は縫い目ギリギリまでしっかり切込みを入れる
  3. 綿を詰める
  4. 胴の返し口を縫い合わせる

脚をつくる

  1. 脚をそれぞれ中表に、返し口を開けて縫い合わせる
  2. 縫代に切込みを入れ、返し口から外表に返し、整える
    • カーブがきつい部分は縫い目ギリギリまでしっかり切込みを入れる
  3. 綿を詰める
  4. 脚の返し口を縫い合わせる

腕をつくる

  1. 腕をそれぞれ中表に、返し口を開けて縫い合わせる
  2. 縫代に切込みを入れ、返し口から外表に返し、整える
    • カーブがきつい部分は縫い目ギリギリまでしっかり切込みを入れる
    • 腕の先は細いため、余分な縫代はできるだけカットした方が外表に返した時形が整いやすい
  3. 綿を詰める
  4. 脚の返し口を縫い合わせる

しっぽをつくる

胴に頭・腕・脚・しっぽを接続する

  1. 頭と胴を縫い合わせる
    • 胴は正面から見て、縫い目が横になるように
  2. 腕、脚をまち針で仮固定し、立位がとれるか、バランスをみながら固定箇所を決める
  3. 左右の脚、腕を一直線になるように左右に糸を通して糸ジョイント接続する
    • まち針で固定した箇所をチャコペンなどで印づけし、針を刺す目安にすると作業しやすい。
    • ぬいぐるみ用の長い針があると便利です
    • 腕はやや体の前側につくようにする←ピカチュウっぽくなるポイント
    • 糸は2本取りで、引っ張り気味にややきつめにジョイントする
    • 玉結び、玉どめは腕・脚の内側にくるように隠す
  4. 背中下部に模様を刺繍する
    • 茶色い刺繍糸で横ライン2本をつくる
  5. しっぽと胴を縫い合わせる
    • 胴下部としっぽの刺繍部分を縫い合わせて玉結びを隠す

完成です!

感想

前回うまくいかなかったので、あまり期待せずにリベンジしたのですが、思った以上にピカチュウに寄ってくれて、とても嬉しかったです。

ピカチュウ好きな人からは、いやいや、ピカチュウはもっと可愛いと言われるかもしれませんが・・・。

私的にはピカチュウっぽいぬいぐるみが可愛かったので、ついつい、うちにあった、ピカチュウのウェットティッシュケースで遊んでしまいました。笑

テディベアの作り方で作るピカチュウは、手足が動かせるし、自分で立ってくれるからかわいさが増すのかもしれませんね。

サイズが小さいので、作るのは(縫う量が少ないので)わりと速いですが、耳など細い部分を縫うのが少し面倒かもしれません。

本当は型紙PDFも掲載したいんですけど、著作権にひっかかるといけないなと思い…

素人が頑張ってピカチュウへのオマージュで作った試行錯誤の過程を紹介した次第です。

また他にもいろいろ作ってみようと思います♪

タタミー
タタミー

わかりにくかったらごめんなさい。少しでもお役に立てれば幸いです。

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