最近はコロナの影響もあって、古着もなかなか処分しづらい時世になりました。
確かに、古着の行き場所がなくて倉庫が飽和状態だから、古着を処分に出すのを控えて欲しいっていうニュースを聞いたよ!
それならリメイクできるものは、リメイクしてみようと思って。洋服にリメイクは敷居が高いけど、簡単に作れる小物なら、古着を生地だと思えば、材料費ゼロ円で作品ができるのはいいかも!
ということで、今回はできるだけ簡単に作ることを念頭に、Tシャツをマスクとキャップにしてみました!
Tシャツのリメイクについて
捨てるくらいなら気軽にリメイク!くらいのノリで、作品を考え、作るのが楽しめてよいと思いました。以前、20年近く捨てられなかった幼い頃の娘の服をテディベアにリメイク(記事はこちら)しましたが、その時よりはハサミをいれるのも気楽でした。笑
リメイクの簡単な流れ(本当に簡単な流れですが)は、YouTube動画(約2分)でアップしているので、よかったらのぞいてみてください。
リメイクのポイント
難しいことはできないので、着なくなったTシャツの傷んでいない部分を、生地として使用する、くらいの気軽さで作りました。
ただ、縫製済みの部分でそのまま活用できる部分は、労力を最小限にするため活かすことを第一に作品を考えました。
また、捨てる部分を減らすために、Tシャツ下部は筒状そのままに活用し、帽子風に頭に被れるような構造にしてみました。袖や襟のレース部分もカットして端を始末し、そのままの形でリボンや紐にしました。
使用したTシャツ
娘が着ていたTシャツで、レース部分は少し傷んで糸が出ている所もあります。
Tシャツについていたタグによると
- earth music & ecology
- COL. Ivory
- SIZE F
- 本体 綿100%
- レース部分 綿100%
綿100%で、やや伸縮性のあるニット編み生地。Tシャツ前身頃側のみレース生地が重なっていて、同じレース生地で肩にフリルの短め袖がついています。
柔らかい生地で、レース部分も綺麗なので、マスクとキャップにすることに決めました。縫製に関しては、やや伸縮性のあるニット生地だったため、ミシンの針をニット生地用に変えるのが面倒で手縫いで作りました。(笑)
製作時間は数時間~半日程度でした。
マスクにリメイクする
マスクの型紙は、以前作ったptーm8を使用しました。
使用した型紙紹介の記事はこちら。
注:今回のリメイクでは、マスクの表側と内側で生地が異なる(外にレースを重ねた生地使用)ので、型紙本体の輪の部分で生地を輪にせず、マスク表面側生地と内側生地を輪の部分で縫い合わせるように作っています。
ガーゼ素材のマスクより生地が厚くしっかりしているので、通気性は悪い気もしますが、冬の乾燥シーズンは暖かくてよさそう。Tシャツがニット生地のため肌触りもよく、問題なく装着できます。ゴムを通してもよいし、Tシャツの余ったニット生地部分で作った紐を通して結ぶようにしてもOK。
キャップにリメイクする
キャップ、帽子というか、ほっかむりを被るみたいなイメージです。
女性は特に、髪が長いと人混みで後ろから咳されると、髪にかかると嫌だな…と思うんです。髪の毛って、無意識にかなり触ってしまうので、髪の毛に付着したウィルスが手に付着し、感染リスクが高くなります。なので、できれば髪自体にウィルスが付着しにくいようにしておきたいと考えて、掃除のおばちゃんみたいな、頭巾を被っている感じでキャップを作りました。
Tシャツの下半分をそのまま頭に被るだけ。ゴムを通してもよいし、キャップのサイド(もとのTシャツの脇の縫い目ライン)に切り離した袖で作ったレースのリボンを付けることで、首の後ろで結んで被ることができます。
白いレースなので頭に装着すると目立つし、外では被りにくいですが、掃除するときや、就寝時の髪の傷みを防ぐナイトキャップとして使用できそうです。リメイクに使用する素材や色を変えて、構造をもう少し工夫すれば、センスのよい方ならきっとおしゃれな帽子にみえると思います!
ちなみに、4カ所つけたループ(襟のレースで作った紐)は、マスクをゴムではなく紐にした場合、このループに紐を通すことで、耳にゴムをかけず、キャップとセットでマスクを装着できるように作ってみました。
できるだけ手間をかけず、気軽にリメイクできたら楽しいですね。
ニット生地の柔らかいTシャツをリメイクしたマスクは、冬の乾燥シーズン、肌触りもよく、暖かくてよさそうです!
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