こんにちは。今回は久しぶりにおきあがりコグマを作りました!
あれ?なんかわれわれとは少しフォルムが違う?
そうなんです。今までの、テディベアの頭に丸い胴体を縫いつけたおきあがりコグマとは違って、超簡単に作れる、猫っぽくも見えるおきあがりコグマを試作してみたので紹介します!
4枚パーツの簡単おきあがりコグマの作品画像・動画
今回製作したおきあがりコグマは、これまでのものと違って、縫うのが簡単な4枚のパーツを縫い合わせて作るクマ風のぬいぐるみです。
以前作っていたおきあがりコグマは、頭と体を別に作って縫い合わせていたので、パーツが11枚(耳4枚、頭3枚、胴4枚)必要でした。
以前作っていたおきあがりコグマの作り方はこちら
近頃作っていた、4枚で簡単に作るクマのぬいぐるみをベースに、手足なしのフォルムにすれば、おきあがりこぼしになるのでは?と思って作ってみたのが、このおきあがりコグマです。
4枚のパーツで作る簡単クマのぬいぐるみはこちら
思っていたとおり、縫うの楽ちんです(笑)
クマのつもりですが、猫とか、なんだかジブリのトト●にもフォルムが似てます。頭と胴を後から縫いつけるのが面倒な方は、この簡単おきあがりコグマから作ってみてもいいかもしれません。
手乗りサイズで、動きもサイズも可愛いおきあがりこぼしです。
型紙から製作している流れを動画に簡単にまとめたものはこちらです。起き上がり動作の様子も、こちらで確認できます。
動画は3分です。よかったらのぞいてみてください。
型紙
このおきあがりコグマの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
気になるところ
縫うのは簡単。少し手間がかかるのは、やはりおもりを調整するところ。
以前作っていたおきあがりコグマは、料理用計量スプーン大さじ一杯分の紙粘土のおもりを使っていましたが、今回のおきあがりコグマは大さじ一杯分だと少し大きすぎるようです。
胴の下部から2㎝あたりまで紙粘土がくるようにすると(大さじ2/3程度)、起き上がり動作がスムーズでした。
ちなみに、今回は紙粘土を半球状に成形して、乾燥させてから使うのではなく、まだ柔らかい内に胴内部に入れました。(返し口から入れる際に、半球の形は変形する)
そのため、再度布越しに、大さじスプーンを使って紙粘土を半球状に整える作業が必要でした。でも、その方がバランスを確認しながら微調整できてよかったです。ただし、紙粘土が乾燥する前に使う場合は、縫製後に紙粘土の底が平らに固まってしまうのを防ぐため、しばらく柔らかいタオルの上に置いておくか、胴下部をスプーンの中に入れておく方がよいです。
材料・道具
材料
- 生地(目安量):10㎝✕16㎝
- 糸、綿、紙粘土:少量
- 顔に刺繍したり、目にボタンを使う場合は好みのものを準備
- 紙粘土は軽量タイプではなく、ずっしり重みのあるものを使用する
道具
- 針、まち針
- はさみ
- チャコペン
- 料理用計量スプーン(大さじ)
- 計量スプーンにラップをかぶせて紙粘土を成形するとよい
所要時間
個人差はあると思いますが、数時間~半日で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は3分です。
- 4枚のパーツを準備する
- 体前、後ろそれぞれ対称に各1枚準備
- 縫代は0.5㎝程度確保してカットする
- 体前、体後ろのそれぞれのパーツを中表に合わせ、体の中心側を縫い合わせる
- ●から◎(二重丸)までを縫う
- 体後ろについては、■ー■の返し口ラインは縫わずに開けておく
- 縫代カーブ部分に切込みを入れて開く
- 縫い合わせた体前と体後ろを中表に合わせ、周囲を全て縫い合わせる
- 縫製した体周囲の縫代に切込みを入れる
- 耳、首の付け根は角度がきついので、切込みをしっかり入れるか、縫代を少しカットしてもよい(外表に返した際、縫代の生地量が多いとモコモコして形が整いにくい)
- 背中の返し口から外表に返す
- 耳は棒状のもので形を整える
- 紙粘土を成形する
- 大さじスプーンにラップを重ね、紙粘土を2/3程度の深さまで入れて半球状に形を整える
- 紙粘土のおもりを返し口から胴下部に入れ、バランスをみながら半球状に整える
- おきあがり動作を確認しながら、おもりの位置を調整する
- 綿を詰めて返し口を縫ってとじる
- 耳の先は棒状のものを使って詰めるとよい
- 綿を詰めすぎると重心が上にあがるので、起き上がり動作が安定しなくなるため、ふんわり詰める程度がよい
- 顔の刺繍等する場合は、返し口をとじる前にすると、玉結び等を隠しやすいのでよい
完成です
生地を変えたり、顔の刺繍をしたりすると、印象の違うおきあがりコグマができそうです。
倒れても、倒されても起き上がる、元気の出るおきあがりこぼし、ハンドメイドにチャレンジしてみてください!
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