おきあがりコグマの型紙(コロコロベア) cb1-230210

おきあがりコグマ
スポンサーリンク
タタミー
タタミー

こんにちは!

ひさしぶりにおきあがりコグマを作りました!!

コグマ
コグマ

わーい!久しぶりに仲間が…

あれ?なんかちょっとフォルムが違う…

タタミー
タタミー

そうなんです。今回はコロコロベアにしてみました。

以前作ったシマエナガのぬいぐるみをヒントに、丸いフォルムのベアにしたら…格段に起き上がり動作が安定しました!!倒れても倒れても、ほぼほぼ起き上がってくれます!!!

スポンサーリンク

おきあがりコグマ コロコロベアについて

これまで作ってきたおきあがりコグマは、テディベアの胴体部分をラグビーボール様にしたものか、簡単に縫える4枚パーツのものでした。サイズを変えてみたり、色々工夫をしてみたのですが、100%に近い起き上がり動作の安定には至らず、どうしたものかと思ってました。

そんなとき、以前作ったシマエナガのぬいぐるみを見て…これくらい丸ければ、起き上がり動作しやすいかもと思い、試作してみたのが今回のコロコロバージョンのおきあがりコグマです!

以前作ったシマエナガの作り方、型紙紹介記事はこちら

今回のポイントは3つ

  1. フォルムが丸い
    • 縫い目が底にないボール状にすることで、起き上がり動作が格段にスムーズに
    • テディベアベースのおきあがりコグマに比べると作るのも楽
  2. 腕がついている
    • フォルムが丸く安定しているため、上部に付いている小さめの腕なら、起き上がり動作の邪魔になりにくい
  3. おもりを作るのが簡単
    • これまでは料理用のおおさじスプーン等で半球を作る必要があったが、今回は適当に球状にすればよいだけなので、とっても簡単

とても簡単で、今までより楽に作れるので、はじめておきあがりこぼしを作ろうという方におすすめです。

型紙から製作している流れを動画に簡単にまとめたものはこちらです。起き上がり動作の様子も、こちらで確認できます。動画は約3分半です。

型紙

このおきあがりコグマの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。

PDF型紙のご利用についてはこちらの記事を確認ください。

気になるところ

縫うのも、おもり作りも簡単。今までのように起き上がり動作を安定させるためにおもりの位置や大きさを調整しなくても、ほぼ失敗なくおきあがってくれます。

ただ、返し口を縫ってとじる前に確認しないと、おもりの位置によっては体が前後左右に傾く可能性はあります。

今回はフリース生地を使用したこともあり、底部分にあるおもりの形が外から気になることはなかったのですが、普通の生地で作る場合は、おもりを少し綿で包んであげた方がよいかもしれません。

また、返し口からおもりを入れる際、直径3㎝程度までにしておいた方がよさそうです。あまり直径が大きくなると、返し口から入れることができません。ちなみに、最近は軽量化された紙粘土が売られているので、できるだけずっしり重い紙粘土を用意するようにしてください。今回は直径3㎝程度に適当に丸めた紙粘土で43g程度ありました。

参考までに

おもりが43g、ある程度綿を詰めた状態の本体(おもりなし)が13.5g、最終的に隙間に綿を補充して完成したおきあがりコグマが、59gでした。

材料・道具

材料

  • 生地(目安量):30㎝✕15㎝
    • 今回フリース生地を使用しているが、好みの生地で作ること可能
  • 糸、刺繍糸、綿、:少量
    • 顔に刺繍したり、目にボタンを使う場合は好みのものを準備
  • 紙粘土
    • 紙粘土は軽量タイプではなく、ずっしり重みのあるものを使用する
    • 今回は40~50g程度(重さより、球体に丸めて直径3㎝程度になるように作ればOK)

道具

  • 針、まち針(ぬいぐるみ用の長めの針があると便利)
  • はさみ
  • チャコペン(消えるタイプのものがあると便利)

所要時間

個人差はあると思いますが、数時間~半日で可能です。

おもりの紙粘土をしっかり乾燥させてから作りたい場合は1~2日かかります。

前日に直径3㎝程度に紙粘土を丸めて乾燥させておくとスムーズです。

作り方

簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約3分半です。

  1. パーツを準備する
    • 縫代は0.5㎝程度確保してカットする
    • 本体横(対称に各1枚)、本体中央上下(各1枚)、耳(4枚)、腕(対称に各2枚)
  2. 耳、腕をつくる
    • 耳、腕とも中表に重ね、返し口を開けて縫い合わせる
    • 余分な縫代をカット、カーブ部分に切り込みを入れて外表にかえす
    • 返し口をコの字に縫ってとじる(腕は少し綿を詰める)
  3. 本体横と本体中央を縫い合わせる
    • 本体中央上下の返し口部分は、縫代部分を折ってしつけ糸でとめておくと作業しやすい
    • 本体中央(上)と本体横(左右2枚)をそれぞれ中表に合わせ、■から▲まで縫い合わせる
    • 本体中央(下)と本体横も同様に縫い合わせ、余分な縫代をカット、カーブに切り込みを入れて外表にかえす
  4. 本体に綿を詰め、耳と腕をつける
    • 底の部分に多少のゆとりを残して綿を詰める
    • 耳、腕を縫いつける(腕は糸ジョイントで左右の腕を2往復程度→腕を動かせる)
  5. 顔をつくる
    • 顔の刺繍、目玉パーツ等好みで
    • 消える茶コペンなどで目安位置を決め、印付けすると作業しやすい
  6. おもりを入れて返し口をとじる
    • 紙粘土を直径3㎝程度になるよう丸め、球体にして少し乾燥させる
    • おもりを返し口から底部分に入れ、おもりの位置をバランスを見て調整し、隙間に綿を入れる
    • 返し口をコの字に縫ってとじる

完成です

コメント