こんにちは!ひさしぶりにおきあがりコグマを作りました!
でも来年の干支にちなんで、トラ風にしてみました!
ほんとだ!コグマたちと似てるような、トラっぽいような(笑)
少し耳が大きくて尖ってるのかな。
そうなんです、トラに見えるかどうかは微妙なところですが、トラっぽいイメージで作りました(笑)
人生うまくいかないことだらけですが、おきあがりこぼしのように、なんとか起き上がりながら頑張りたいところです。
トラ風おきあがりコグマの作品画像・動画
今回製作したおきあがりコグマ…おきあがりこぼしのトラは、トラ風に刺繍してトラっぽくみえるようにしてみました。
しかも、おもりの入れ方を少し変えてみました。パーツの縫い方は変わりませんが、おもりをラップで包んだまま使用するので、今までより作業が少し楽になりました。
【ラップにつつんだまま使用する利点】
以前はラップを外し、ある程度乾燥させてから使用していました。
今回ラップに包んだまま使用したのは、
①乾燥させる時間が不要
②胴の内部におもりを入れる際、胴の生地が汚れたり湿ったりしない
③固まっていないため、胴に入れてから、重心をとるために形をさらに調整することが可能という利点があったためです。
ただし、完成後1~2日は変形しやすいため、綿の上に置いたり、スプーンにいれて保管しないと、起き上がり動作に影響するので要注意です。
以前作っていたおきあがりコグマの作り方はこちら
作り方の流れを動画に簡単にまとめたものはこちらです。起き上がり動作の様子も、こちらで確認できます。
動画は4分です。よかったらのぞいてみてください。
一緒に作ったトラのぬいぐるみのポイント、作り方はこちら
型紙
このおきあがりコグマの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
気になるところ
トラっぽくするために、耳を尖らせて大きくしたのですが、少し大きすぎたかも…もう少し小さい耳の方がいい場合は、耳の型紙を若干小さくしてみてもよいかもです。
そして、なによりトラっぽくするのに必要な模様の刺繍ですが、本物のトラはこんな模様じゃないよなぁ・・・と思いながらも、トラのイメージで額と頬に少し模様入れてみました。トラのイメージで自由に刺繍してもらえたらたすかります(笑)
模様も大事ですが、トラっぽくするのに、鼻を大きくするのがポイントだと思ってます。鼻を大きくしたくて、型紙の頭中央をやや幅広くしてみました。
今回いつものようにトラのぬいぐるみ(いつもはテディベア)をセットで作れるように型紙を用意したのですが(トラのぬいぐるみの作り方やまとめ記事は後日UP予定です→2021年12月29日記事UPしました)、ぬいぐるみの方は、目のくぼみを作らず、目の刺繍もたれ目ではなく縦線にしてみました。目のくぼみ、なくても可愛いかも・・・と思いました。
セットで作ったトラのぬいぐるみの記事はこちら
いずれにせよ、今回のポイントの紙粘土のおもりをラップに包んだまま入れる、という作業、楽でした。でも、固まっていない状態で、半球をキープしながら胴体の内側に入れる作業…ギリギリです(笑)なにがギリギリって、返し口(外表に返し、綿などを入れるためにあけている部分)が、おもりを変形させずに入れるのに、ギリギリの幅です。変形したところで、後から形を整えなおせばOKなのですが、気になる人は返し口を若干広めに確保してみてください。
材料・道具
材料
- 生地(目安量):黄色い生地…約12㎝✕20㎝
- 糸、綿、紙粘土:少量
- 茶系の刺繍糸
- 目にボタンを使う場合は好みのものを準備
- 紙粘土は軽量タイプではなく、ずっしり重みのあるものを使用する
- ラップ
道具
- 針、まち針
- はさみ
- チャコペン(消えるタイプが便利)
- 料理用計量スプーン(大さじ)
- 直径約4cm、深さ2cm程度のもの
- 計量スプーンにラップをかぶせて紙粘土を成形するとよい
所要時間
個人差はあると思いますが、半日~1日で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は4分です。
パーツ準備
- 生地の裏に型を写し、縫代約0.5cm程度確保してカットする
- 合印もしっかり写す
- 必要なパーツ:頭(対象に各1枚)頭中央(1枚)、耳(4枚)、胴(4枚)
- おもりをつくる
- 料理用大さじスプーンにラップをかぶせ、紙粘土をスプーンの中に詰める
- しっかりおさえつけて詰め込み、上にはみ出した部分は取り除く
- スプーンからはみ出した部分をすり切って平らにする
- ラップごと取り出し、ラップで包んだままにしておく
- 料理用大さじスプーンにラップをかぶせ、紙粘土をスプーンの中に詰める
頭部、耳をつくる
- 頭2枚を中表に合わせ、鼻先から顎までを縫い合わせる
- カーブ部分の縫代に切り込みを入れて開く
- 頭と頭中央を中表に合わせ、鼻から後頭部に向かって縫い合わせる
- 角度のついている部分、カーブラインは縫代に切り込みを入れながら作業すると縫いやすい
- 両側とも同様に縫い合わせる
- 縫代に切り込みを入れ、外表に返す
- 綿を詰める
- 耳を2つ作る
- 中表に合わせて山部分を縫う
- 縫代に切り込みを入れる(耳先端、下部の角2か所は余分な縫代をカットしておく)
- 外表に返し、返し口を内側に折り込んで縫い合わせる
- 耳を頭部に縫い付ける
- 好みの位置をマチ針で仮固定して決め、消えるチャコペンで印づけしておくと作業しやすい
- 耳は両端、中央、その間の順に縫い付けていく
- 首の返し口部分を輪に縫って糸を絞ってしめる
- 糸は2本取りで縫うと切れにくい
顔・胴をつくる
- 顔を好みで刺繍する
- 目のくぼみを作りたい場合は、刺繍の前に目と顎下を糸で引くように縫っておく
- 今回刺繍糸は茶系の刺繍糸6本取りで刺繍
- 鼻は大きくなるよう横1cm程度のラインから、口に向かって逆三角形になるように
- 模様はトライメージで好みの刺繍
- 胴2枚を中表に合わせ、片方だけ(返し口のないライン)を縫い合わせる
- 縫代カーブラインに切り込みを入れて開く
- 3で開いた2枚を中表に合わせ、返し口を1か所あけて縫い合わせる
- 縫代カーブラインに切り込みを入れて、外表に返す
- 下に紙粘土のおもり、上に綿を詰め、返し口をとじる
- 胴(上の綿側)と頭を縫い合わせる
- 胴に頭をまち針で仮固定し、起き上がり動作のバランスを確認してから縫い合わせる
完成です!
2022年、寅年!
良い年になりますように!
トラのぬいぐるみの作り方も、これまでのテディベアたちとあまり変わりませんが、型紙についての反省、記録の記事を後日UP予定です。
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