こんにちは!
何年も毎日のように使っていた、お気に入り(色も肌触りも)のフェイスタオルが薄く破れそうになってきたのですが、雑巾にするのも悲しいなぁと、
今回ねそべりクマにリメイクしてみました!
タオル地のぬいぐるみって癒やされるよね!
なんか2体いるお腹の色が違うのも可愛いかも!
そうなんです、自画自賛ですが、作ってよかった!お気に入りのタオルが癒やしのぬいぐるみに変わりました!素直に嬉しい!
タオルリメイクのウサギバージョン!記事追加しました。よかったらのぞいてみてくださいね。
タオル地で作る 5枚パーツのねそべりクマについて
これまで、ねそべりクマを何回か作ってきましたが、腕の向きとかフォルムがイマイチ・・・
今回は、捨てるに捨てられない、雑巾にするのはちょっと悲しい、お気に入りの使い古したフェイスタオルでねそべりクマを作ってみました!
タオル地を使うので、できるだけシンプルに縫えるように5枚パーツに。5枚パーツにしながらも、ゆるやかなラインを意識して腕を前に伸ばす型紙にしてみました。
そして今回密かに試してみたかったのが・・・ちょっと前から気になっていた「ほつれ止め液」なるものを使って、タオル地でも上手く縫えるか!というチャレンジを。
生地によっては切り端がほころびやすかったり、タオル地なんか絶対ポロポロ落ちてくる・・・と思って、細かい作業の必要なテディベアやぬいぐるみに素材として使えなかったものがたくさんあります。
手芸屋さんでピケって商品を探しました!33mlで600円以上でした・・・。調べてみると、100均にも同じような商品あるらしいのですが、今回はピケでチャレンジ!
結果、タタミー的には大成功、大満足でした!タオル、ポロポロならない!しかも、腕もちゃんと可愛く前に伸びて、癒やしのフォルム!なので、調子に乗ってもう一体作りました(笑)
もう一体作った理由は、5枚パーツのねそべりクマを作る際、腹側パーツの色を変えてみたら、可愛いかも?とずっと気になっていたから。
それと、綿ではなく、ペレットを入れてボディウォッシュに使えるぬいぐるみにできないかな?とも思っていたので。
今回は、2パターン作ってみました。
- 全身ベージュのねそべりクマ
- 5パーツすべて同じタオル(ベージュ)
- 中に綿を詰めている
- タオル地の裏面に熱接着の接着芯を貼っている
- 腹側が白いねそべりクマ
- 腹側パーツのみ白いタオル
- 中にペレットを詰めている
- タオル地の裏面にただのガーゼを縫いつけている
この接着芯(ガーゼ)に関しては、タオル地に型紙を正確に写すのは難しいと思うので、薄めの生地のものを使用しています。接着芯を貼り付けたものと、ガーゼを縫いつけたもの、差がでるかな?と思ったのですが、どちらも変わりませんでした。
接着芯も薄地のものなので、ぬいぐるみが硬くなることもなく、作業も楽でした。今回はアイロンで熱接着した上に、縫代部分を縫いつけてみましたが、熱接着だけで十分だったかもです。ガーゼの方も、まち針でしっかりとめて、縫代に縫いつけておけば、特に問題なく作業できました。
それにしても、腹側が白くてペレット入りのねそべりクマ・・・可愛い。洗面台でまるで入浴みたいなポーズさせてみたけど、癒やされる(笑)
2体の握り具合や、ペレット入りのクマがシャワーに打たれるシーンは、YouTube動画でも確認できるので、気が向いたらのぞいてやってください!
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約4分です。
2022年8月24日追記
ほつれ止め液を使ったタオルリメイクをベースに、ボンドと水を混ぜた簡易ほつれ止め液を使ったセーターリメイクにチャレンジしてみました。
ps32と形はほぼ同じで、大きさがひとまわり大きくなったセーターリメイクの記事もよかったら参考にしてみてください。
気になるところ
ペレット
ペレット入りのクマ、可愛いんですが、実は若干失敗しています。いつも綿を詰めているから大丈夫なんですが、背中の返し口を縫い合わせる際、0.3~0.5㎝程度の感覚でコの字にとじているんですが・・・ペレットが出てきました(笑)普通に飾っている分には問題ないのですが、ボディウォッシュに使えるかな?と思って石けんつけて泡立てようとしたら・・・圧がかかったせいで、縫い目の隙間からペレットがじわじわと。今回100gちょっとのペレットを詰めたのですが(比較的詰まってる感じ)泡立て用にするなら、ペレットはもう少し少なくてもよいかもと思います。そして、かならず縫い目は小さめに!
型紙自体に大きな問題はないと思いますが、タオル地を使う際は腕、脚の付け根の縫代のカットを丁寧にした方が、仕上がりがモコモコせずに綺麗かなと思います。でも切りすぎたら危険なので、注意です。
型紙
このねそべりクマの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
- 生地(目安量):20㎝✕40㎝ タオル生地(薄地がおすすめ)
- 無地フェイスタオル1枚なら1~2個作れる
- 腹側、背側で生地を切り替える場合:腹側20×15㎝、背側20×25㎝
- 接着芯(またはガーゼ等の薄地生地):生地と同量
- 糸、刺繍糸等
- 今回は茶系の刺繍糸を6本取りで使用
- 目玉パーツ等好みで顔の作りは変更してください
- 綿(またはペレット):適量(ペレットの場合100g程度は必要)
- ほつれ止め液
- 今回33ml入りのピケを使用、2体作って(たっぷり使ったので)半分程なくなった。
道具
- 針、まち針
- はさみ
- チャコペン(消えるタイプのペンが便利)
- 棒状のもの
- 外表に返したり、綿を詰める際、棒状のものを使うと耳や手足の先の作業がしやすい
- アイロン(熱接着の接着芯を使う際必要)
- しっかりした紙(ペレットを使用する際、ロート状にしてペレットを詰める)
所要時間
個人差はあると思いますが、数時間~半日で可能です。
塗布したほつれ止め液を完全に乾かしたい場合は、1日程度必要
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約4分です。
- 5枚のパーツを準備する
- 接着芯(またはガーゼ)に型を写す
- 腹側1枚、背側頭、体はそれぞれ対称に各1枚準備(腹側1枚、背側4枚)
- 縫代は0.5㎝程度確保してカットする
- 接着芯をタオル裏面に貼り付ける(熱接着または縫代部分を縫いつける)
- ほつれ止め液を縫代部分にたっぷり塗布する
- 切り込みを入れる縫代カーブ部分や、腕脚の付け根はしっかり塗る
- 表から見て、型がわかる程度にしみこませる
- ほつれ止め液乾燥後、接着芯の形にタオル地をカットする
- 接着芯(またはガーゼ)に型を写す
- 背側頭、体を縫い合わせる
- 中表に合わせ、★(星)から☆(星)のラインを縫う
- 耳付け根、耳カーブ部分の縫代に切り込みを入れ、外表に返して整える
- 2で縫製した背側2枚を中表に合わせ、●(丸)から◎(二重丸)までを縫う
- ■ー■の返し口ラインは縫わずに開けておく
- 縫代カーブ部分に切込みを入れて開く
- 背側と腹側を中表に合わせ、周囲をすべて縫い合わせる
- 合印をしっかり合わせながら縫う
- 縫製した体周囲の縫代に切込みを入れ、外表に返す
- 腕、脚の付け根はしっかり切り込みを入れておく
- 返し口から綿をしっかり詰める
- 腕、脚は最初に綿を詰め、頭、胴部分はその後に詰める
- 腕、脚先は棒状のものを使って奥までしっかり綿を詰める
- ペレットの場合は、硬めの紙をロート状に丸め、少しずつ入れる
- 顔の刺繍をする
- 今回は茶系の刺繍糸6本取りで、目、鼻は3~6ライン程度刺繍しました
- 返し口をコの字に縫ってとじる
- ペレットの場合、顔の刺繍をする前に返し口をとじておいてもよい
- コの字に縫う際、縫い目の幅はペレットが出ないように細かく縫う
完成です
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