今回は、いつものテディベアをちょっとアレンジして、ネコのぬいぐるみにチャレンジしてみました!
先日はウサギだったけど、今度はネコにチャレンジしてみたんですね!
猫好きの私としては、あのフォルムをテディベアの型紙をアレンジして作ることができないかなぁーと思って!まずは試作第1弾の報告です!
ネコのぬいぐるみ(頭と胴が一体化)について
最近、頭と胴がつながった型紙を使ってテディベアを作ってます。縫うの割と楽です。同じ縫い方で、ネコのぬいぐるみを作ってみたいと思って、型紙をアレンジしてみました!
最近作っている、頭と胴が一体化しているテディベアの作り方、型紙はこちらの記事を参考にしてみてください。
ちなみに同じ作り方で、ウサギ風垂れ耳バージョンも作ってみました。
改善したい点はありますが、一応ネコっぽいフォルムには近づいてる気がする(笑)
気になるところ
仕上がり具合で気になるところは・・・
耳を大きくしすぎた・・・キツネみたいに見えるかも。耳が大きいため、耳の底辺をカーブさせるように縫い付ける必要があります。キツネみたいに見える要因は、もう一つ・・・鼻が尖ってる感じだから?ネコの種類にもよるけど、そんなに鼻が高くないような気がします。次回リベンジで、もう少し顔の雰囲気を変えてみたいです。
ネコが座ったときの前脚の感じや、胸の張り具合を再現したくて、腕長めで背中を反らせたような型紙にしてみました。が、ちょっと残念だなぁと思うのは、直立させたときに正面から顔が見えにくいということ。後に反ってるので、顔が上を向く感じです。それはそれで可愛いですけど。笑
縫製の過程で気になるところは・・・
尻尾が細いので、縫うのも外表に返すのも大変かもと思ったのですが、そうでもなかったです。返し口をできるだけ直線のラインに長めに確保したのがよかったかもです。外表に返してから、返し口を縫い合わせる作業が面倒で苦手な人もいるかもしれませんが。
ネコ好きとしては、もう少し顔の雰囲気も含め、ネコに近づけたいところです。また近いうちにリベンジしてみます。
2021年7月14日
リベンジしてみました!もう少しネコに近づいた気がします。よかったら試作2号の記事も覗いてみてくださいね。
型紙
このぬいぐるみの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料
材料
- 生地(目安量):25㎝✕30㎝ およその目安です
- 糸、刺繍糸
- 綿:少量
- 目にボタンを使う場合は好みのものを準備
- 刺繍糸は顔の刺繍に使用
道具
- 針、まち針
- ぬいぐるみ用の長い針
- 顔の刺繍時や手足を胴に縫い付ける際は、少し長めの針があると便利
- はさみ
- チャコペン
- 消えるタイプのものが便利
- 棒状のもの
- 尻尾など、細長いものを外表に返す際や、綿を詰める際にあると便利
所要時間
個人差はあると思いますが、半日~1日程度で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は3分です。
布に型紙をうつし裁断する
布の裏面に、縫い代を0.5センチ程度確保して配置し、合い印もしっかりとうつします。
- 頭・胴:対称に各1枚
- 頭中央:1枚
- 耳4枚
- 脚:対称に各2枚
- 腕:対称に各2枚
- 尾:対称に各1枚
耳・腕・脚・尾をつくる
耳、腕、脚とも各2セットつくる。
- 各パーツとも、2枚を中表に合わせ、返し口を開けて縫い合せる
- 縫代カーブ部分に切込みを入れ、鋭角に尖っている角をカットする
- 外表に返す
- 尾は細いため、両端をしっかり返す際に棒状のものがあると便利
- 腕、脚、尾に綿を詰める
- 耳には綿は詰めません(少しなら詰めてみてもおもしろいかも…)
- 返し口をコの字に縫ってとじる
頭・胴をつくる
- 頭・胴の一枚と頭中央を中表に合わせて鼻先(■)から首後ろ(▲)まで縫い合せる
- 角度がついている部分は、縫代に切込みを入れながら縫い進めると作業しやすい
- もう一枚の頭・胴も同様に縫い合せる
- 縫代カーブ部分に切込みを入れる
- 頭・胴の下部(鼻先から下部分、■から▲まで)を縫い合せる
- 中表の状態で返し口は縫わずにあけておく
- 縫代カーブ部分、首前後の凹み部分に切込みを入れる
- 返し口から外表に返し、中に綿を詰める
- 返し口は耳付け、顔刺繍が終わるまで開けたままにしておく
耳をつける
- 耳の位置を決め、縫い付ける
- 耳の位置はまち針で仮固定し、目安にチャコペン(消えるタイプのものが便利)で印をつけておくと作業しやすい
- 返し口から針を入れ、耳の端→もう一方の端→中央の順に縫い付ける
- 型紙pc1に関しては、耳を大きくしすぎたので、耳の中央が後頭部側にカーブするように縫い付ける必要があります。
顔をつくる
- 目の凹みをつくる
- 背中の返し口から針を入れ、目の位置に糸をいったん出す
- 糸を出した箇所から2~3㎜離れた場所に再度針を刺し、顎下(首の部分)に針(糸)を出す
- 首部分の位置を出した箇所から2~3㎜離れた場所に再度針を刺し、最初の目の位置に針(糸)出す
- 糸を少し強く引きながら凹みができるように作業する
- 上の工程2と3を2~3回繰り返し、もう一方の目も同様に凹ませる
- 玉どめは返し口付近に隠れるようにする
- 顔の刺繍をする
- 背中の返し口から針を入れ、目→鼻→口の順に刺繍する
- 顔の刺繍の仕方は自由、好みに応じてボタン等を使ってもOK
- このテディベアは刺繍糸3本取りで刺繍しています
- 今回の刺繍例
- 目は横一文字に2往復
- 鼻は横に3本
- 口は鼻下から刺繍糸を出し、数㎜下に再度針を刺して糸に弛みをもたせたまま、右の口角位置に針を出す→弛ませている鼻下の糸の下をくぐらせて左の口角位置に針をさす→弛ませている糸を引っ張って整える
- 返し口付近に針を出し、玉どめが返し口あたりの綿の中に隠れるように始末する
- 背中の返し口から針を入れ、目→鼻→口の順に刺繍する
腕・脚・尾を接続する
- 背中の返し口をコの字に縫いとじる
- 腕、脚をまち針で体に仮固定し、バランスを確認する
- 糸を通す目安の位置に消えるチャコペンで印をつけておくと作業しやすい
- 左右の腕、脚をそれぞれ本体に糸ジョイントで接続する
- 玉結び、玉どめは腕や脚の内側に隠れるようにする
- 一方の腕(脚)→本体→もう一方の腕(脚)を2~3重になるように少しきつめに糸を通す
- 尾を縫い付ける
- しっぽの下の方(端から0.5~1㎝程度の位置)を本体の好みの位置に縫い付ける
完成です!
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