自作骨格入りテディベアを作る ps38-221007

ハンドメイド
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タタミー
タタミー

こんにちは。

今回は骨格入りでポージングできるテディベアを作りたくて、骨格作りも型紙もチャレンジしてみたのですが・・・大失敗でした!

コグマ
コグマ

失敗なんだ!

たしかにいつものテディベアとは雰囲気がかなり違う気がする。

タタミー
タタミー

型紙や作り方を紹介するのも恥ずかしいですが、失敗だと思う点を整理して、次のリベンジで活かせるようにします。

こんな失敗事例でも参考になれば幸いです。

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針金と熱収縮チューブを使った自作骨格入りテディベアについて

以前、コストをかけずに骨格入りのぬいぐるみを作ろうとしたことがありました。ps13の記事もよかったらご覧ください。

前回は作業が危険だったのと、出来上がりもイマイチだったので、しばらく作ろうと思ってなかったのですが・・・最近熱収縮チューブという商品があることを知り、自作骨組みをサイド作ってみようと再チャレンジしました。

しかし、残念ながら紹介するのも恥ずかしいレベルの仕上がりとなりました。でも、次に活かすために、一応型紙PDFと簡単な作り方を紹介しておこうと思います!

まず、熱収縮チューブですが、熱を加えるとチューブが縮まって圧着してくれる品のようです。針金を骨格にする際、針金の端や、まとめたところが危険だなぁと思っていたのですが、このチューブでまとめれば、うまくいくかも?と思って試作することにしました。

ただし、熱収縮チューブにもいろんな種類があるみたいです。私は近所のホームセンターで探してみたところ(本当は100均で探したかったけど、なかった・・・)家庭のドライヤーの温度でもなんとかなりそうな商品を見つけた(内径6㎜、1メートル、収縮温度90度)ので、試しに購入。ついでに針金も、太さ1.2㎜のものを購入。

今回の試作、完全なる失敗ですが、原因は型紙と骨格がイマイチだったからだと思うのです。でも、作業してみて熱収縮チューブ自体は使い道がありそうだと感じました。

気になるところ

失敗の原因について整理すると

型紙

  1. 頭と体がアンバランス
    • 腕、脚、胴ともに骨組みを入れる作業をしやすいよう、少し大きめ、長めに作ってしまった・・・もう少し胴をスリムにしたら、人型のぬいぐるみのベースにできそうと思った
  2. 肩幅広すぎ
    • 骨組みを入れる返し口を胴の首部分に設定したため、肩幅が広めになってしまった・・・腕も長いから、まるでラピュタのロボット兵みたい
  3. 足底の広さが足りない
    • 胴や腕が大きめなのに対し、足底が少し小さかったのか、自立がものすごく不安定
  4. 胴に腕、脚を接続するのが少し大変
    • 腕、脚、胴とも、内外側(腕・脚)や前後(胴)で少し型紙の形状を変えたため、胴に腕・脚を縫い合わせる際、方向に注意しないと腕や脚の向きが変なことになる危険が!

でも、顔は可愛くできたと思うんです。ホント残念!

骨格

  1. 骨格の構造が悪い
    • 関節部分(股関節、肩関節)あたりの接続が緩いので、もっとしっかりとした骨組みにする工夫が必要かも
  2. 骨格の接続部の補強が不十分
    • 針金の上に直接熱収縮チューブを被せるだけでは、針金の太さや重ねた本数にもよるけど、圧着しづらいと思ったので、不織布をチューブ内径と同じくらいまで巻いた上で、チューブを被せました。ただ、ポージングしようと力を加えて動かしていると、針金が抜けるリスクがあります。テープや接着剤などである程度固定しておいた方がよさそうかも

骨組みについては、使用する材料、構造ともに、まだまだ試行錯誤が必要そうです。

型紙

このテディベアの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。

PDF型紙のご利用についてはこちらの記事を確認ください。

材料・道具

材料

  • 生地(目安量):30㎝✕45㎝
    • 鼻部分を別布にする場合は別に5×20㎝
  • 糸、刺繍糸、綿:適量
    • 目にボタンを使う場合は好みのものを準備
    • 刺繍糸は顔の刺繍用
  • 針金 :20㎝×4本、12㎝×2本、8㎝×1本(目安)
    • 今回は太さが1.2ミリのものを使用
  • 熱収縮チューブ:2㎝×7個
    • 針金、熱収縮チューブは収縮温度や内径、針金の太さ等を確認して準備
    • 今回は内径6ミリ、収縮温度90度のものを使用
  • 不織布適量
    • チューブの内径に近い太さの方が、熱収縮させて圧着させやすいので、不織布(接着芯でもOK)を1~2㎝幅×10~20㎝にカットしたものを数枚用意して巻き付けました。

今回の骨格は試作でしかも失敗作のため、使用した材料や量はあまり参考になりませんがご容赦ください。

道具

  • 針、まち針
  • ぬいぐるみ用の長い針
    • 顔の刺繍時、少し長めの針があると便利
  • はさみ
  • チャコペン
  • ペンチ、ニッパー等
    • 針金のカット、先を丸める作業に使用
  • 棒状のもの
    • 綿詰め、外表に返す際にあると便利
  • ドライヤー、アイロン台、セロハンテープ
    • 熱収縮チューブを加熱する際、火傷しないように、針金部分をセロハンテープでアイロン台に固定しておくと作業しやすい

所要時間

個人差はあると思いますが、1日~2日程度で可能です。

作り方

簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約5分です。

今回も失敗作なので、簡単な流れのみ紹介します。

  1. 頭、耳を縫製、頭部を作る
  2. 顔を作る
  3. 胴を作る
  4. 腕、脚をそれぞれ作る
    • 腕、脚はそれぞれ外側・内側パーツを中表に合わせる
    • 脚はサイド縫製後、足底を縫い合わせる
  5. 胴に腕・脚を縫い合わせる
    • 内側が表の胴に、外表に返した腕と足をはめ込んで(合印を合わせる)縫い合わせる
    • 胴の前側の方に、腕・足の前側が向くように注意する
  6. 腕・脚の付いた胴体に骨格を入れ、綿を詰める

今度はもう少しシンプルなぬいぐるみに、シンプルな骨格を入れてリベンジしてみようと思います。

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