こんにちは。今回はエコバッグ第3弾で、バッグを収納できる可愛いイチゴみたいな巾着袋も一緒に作ってみました!
ほんとだ!ちゃんとイチゴみたい!笑
エコバッグ持ち歩くのにも、可愛いポーチ付きなら楽しくなりそうだね。
そうですね。せっかく持ち運ぶなら、鞄にぶら下げて見せるイチゴ巾着ってのもいいかもです。
今回はエコバッグの作り方と、イチゴ巾着袋の型紙と作り方の紹介です。
イチゴきんちゃくとエコバッグの特徴
イチゴきんちゃくとエコバッグの簡単な紹介動画はこちら。3分程度です。
今回、エコバッグをできるだけシンプルに縫うということと、そのエコバッグを可愛く収納するということをポイントにしました。本当はイチゴ巾着をバッグに縫い付けてしまおうかと思っていたのですが、せっかくなら巾着袋とエコバッグは別々に使うこともできるようにした方が使い勝手がよいかもと、ボールチェーン等でくっつけて使うようにしてみました。
これまでもいくつかエコバッグを作ってきましたが、今回も長方形の布を、ほとんど直線縫いしてできるシンプルな構造です。たたみやすい形状なので、イチゴ巾着にも入れやすいです。大きさはボックスティッシュ5箱がすっぽり入ってまだ少し余裕がある程度の大きさになります。
イチゴ巾着は、たまたま赤地のドット生地が家に眠っていたので、イチゴにしたいなぁと思ってできあがりました。笑
巾着上部に緑の生地を使うことで、よりイチゴ感が増してます。テニスボールがすっぽり入ってまだまだ余裕がある大きさで、丸っこいフォルムが可愛い仕上がりになりました。手縫いで、縫い合わせた部分の縫代をステッチでおさえるようにしたので、大きさの割に時間がかかりましたが、ステッチがある方が仕上がりも落ち着くし、可愛さが増す気がします。
イチゴきんちゃく
型紙
このポーチの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
製作にかかる時間
個人差はあると思いますが、数時間~半日程度で可能です。(イチゴ巾着のみの所要時間目安)
手縫いで、縫代を開くステッチを全体にかけていくとやや時間がかかります。
ステッチをかけなくても大丈夫なので、1~2時間程度で作りたい方は、ステッチなしで作ってみてください。
材料・道具
材料
- 布
- 表布 赤:約16㎝✕44㎝ 緑:約10㎝✕20㎝
- 内布 好きな生地:約16㎝✕44㎝
- 紐通し部分内側に布をつける場合はさらに約18㎝✕20㎝
- 糸
- 巾着ひも:20~40㎝程度
- ボールチェーン、ストッパーは必要時準備
巾着のひもについて
- 巾着ひもをストッパーで固定しない場合は、20㎝程度のひも2本を左右から通し、左右から引っ張って口をしめる必要があります。ひもの必要量は40㎝程度。
- ストッパーでとめる場合は、ひもは20㎝程度1本で十分です。
- 巾着の中央にボールチェーン通しのループをひもで作る場合は、さらに10㎝程度のひもが2本必要です。
- ひもではなく緑の布で紐状のパーツを作ってもOK(今回は葉っぱ部分と同じ布で作っています)
道具
ミシンでも可能ですが、サイズが小さめなので手縫いの方が作りやすいです。
- 針・まち針
- はさみ
- チャコペン
紐通し部を細めにする場合はひも通しがあると便利(今回は4㎝程度あるので指で通せる)
作り方
簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は3分程度です。イチゴきんちゃくの作り方は1分49秒あたりからです。
パーツ準備
- 巾着中央、左右、緑の葉っぱ部分の型紙をうつす(合印もしっかりつけておく)
- 巾着中央:4枚(外布・内布各2枚)
- 巾着左右:8枚(外布・内布各4枚)
- 緑中央:2枚
- 緑左右:4枚
- 縫代を0.5~1㎝程度確保して布をカットする
ひも通し内側の縫代部分が見えるのが嫌な場合は、ひも通し内側用パーツも2枚必要
表布・内布をそれぞれ縫い合わせる
- 表布の各パーツに緑布を縫いつける
- 中表に合わせて葉の下側の縫い線部分を縫い、表に折り返す
- 左右のパーツで中央をはさむように中表に縫い合わせる
- 3枚を縫い合わせたものを2つ作る
- 縫代を開くようにステッチをかけると仕上がりが落ち着く(省略可)
- 縫い合わせたパーツを中表に合わせ、サイド縫い止まり位置まで巾着下部を縫う
- この縫い合わせ部分も縫代を開いてステッチをかけると仕上がりが落ち着く
- 内布も表布と同様の手順で縫う
- 内布は①の工程不要
表袋と内袋を縫い合わせる
- 表袋と内袋を中表に合わせ袋の上部を縫う
- ひも通し部のサイドはあけておく
- 巾着中央にループをつける場合は挟み込んで一緒に縫う
- 紐通し部から外表に返す
- 紐通し部の内側の縫代が見えるのが気にならない場合は、このままでOK
- 気になる場合は③で内布をつける
- 紐通し部の内側に布を縫い付ける
- 縫い付ける内布のV字の谷部分は縫代に切込みを入れておく
- 外表に合わせて、紐通し部の左右のみかがって縫い付ける
ひも通し部を縫い、ひもを通す
- 外表にして袋状に整え、紐通し部を作る
- 外袋・内袋を縫い合わせるように上部から4㎝程度のラインを直線でステッチする
- 紐通しの幅を狭くしたい場合は好みで変更可
- ひもを通す
- 1本の場合はストッパーを使用する
- 2本使用の場合は左右からひもを通す
エコバッグ
製作にかかる時間
個人差はあると思いますが、1~2時間程度で可能です。(エコバッグのみの所要時間目安)
材料・道具
材料
- 布 丈夫で薄めの生地(型紙なし、サイズは目安)
- 本体中央:約70㎝✕35㎝・1枚
- 本体サイド:約112㎝✕20㎝・2枚
- 本体中央折り返し用:4㎝✕35㎝・2枚
- 糸
布について
【本体中央折り返し用】
- 本体中央は内布がないため、上部布端を隠し、ボールチェーン通し穴を作るためのもの
【サイド布の長さの目安】
- 長辺の長さの約半分が、持ち手上部から底までの長さになる(今回は布幅いっぱい、耳まで使用)
- 作りたいマチ幅の3~4倍の長さを短辺長にするとよい
道具
ミシン縫いの方が丈夫にできる。
- ミシン
- まち針
- はさみ
- チャコペン
作り方
簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は3分程度です。エコバッグの作り方は39秒~あたりからです。
パーツ準備
- 本体中央、サイド、折り返し用布をカットする
- 本体中央約70㎝✕35㎝・1枚、本体サイド約112㎝✕20㎝・2枚、本体中央折り返し用4㎝✕35㎝・2枚
- 上記のサイズを目安に長方形にカットする。
- 布端から約1㎝程度を縫製ラインとする。
袋両サイドを縫う
- サイドのパーツを中表に合わせ、持ち手上部を縫う
- 耳(サイドパーツの短辺同士)が重なるように半分に折る
- 持ち手幅は5㎝程度が目安
- 輪になったサイドを中表に半分に折り、持ち手部分を縫う
- 持ち手内側の不要部分をカットし、縫代の角に切込みを入れて外表に返す
袋中央を縫う
- 中央折り返しパーツの長辺の片方を三つ折りにしてミシンをかける
- 両布端から4分の1のラインに折り目をつけておくと作業しやすい
- ボールチェーン通し部分を2カ所あけ、本体中央と折り返しパーツを中表に縫い合わせる
- 本体中央の中心を8㎝程度縫い、ボールチェーン通し部分を2㎝程度開けて両端まで縫う
- もう一方も同様に縫う
- 縫い線のラインで外表に折り返し、整える
本体中央とサイドを縫い合わせる
- 本体中央とサイドを中表に合わせ片側を縫い合わせる
- この時点では持ち手部分は縫わない
- サイドの縫代部分は最初に内側に折り込むように折り目をつけておく
- もう1枚のサイドも同様に片側を縫い合わせ、外表に返す
- サイドを折り込み、持ち手部分も含めて輪状にステッチをかける
サイドの本体側の縫代部分は先に折り目をつけておき、袋の内と外でラインがそろうようにしておくと、最後に輪状にステッチするとき作業がしやすい。
脇の縫製・マチを作る
- 袋両サイドを中表に合わせ縫い合わせる
- 袋両サイドを底から袋上部まで縫う
- 外表に返し、両サイドを4㎝程度内に折り込んで底を直線で縫う
- 持ち手の幅を残し、持ち手より横にはみ出した部分を折り込んでマチを作るとたたみやすい
完成です
バッグにボールチェーン等をつければイチゴ巾着以外にも、好きな物をつけられます。(あまり重いものは不適)
ボールチェーン等をつける必要がなければ、本体中央折り返し用布は不要です。(本体中央上部は三つ折りにして縫代始末すればOK)
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