こんにちは!
今回は、可愛いスマホ(iPhone)カバーが作りたくて、ぬいぐるみをくっつけてみました。
いつものねそべりクマさんかと思ったら、スマホカバーになってるんだね!
そうなんです。鞄の中で迷子にならない、存在感のあるスマホカバーが欲しくて。
いつも作っている5枚パーツの簡単クマをiPhone(今回作ったのはiPhone13PRO)用のカバーにアレンジしてみました。
スマホカバーくまのぬいぐるみについて
最近、iPhoneが鞄の中で迷子になることが多くて・・・邪魔にならない程度に存在感のあるスマホ(iPhone)カバーが欲しいなと思ってました。ふと、最近作ってるねそべりクマさんをカバーにできないか?と、試作してみましたー!
今私が使用しているiPhone 13 PROのサイズ(ソフトカバーのサイズは、縦14.9㎝、横7.4㎝)で、ボタンや充電コードの差し込み口などを塞がない構造にするには・・・と検討した結果、手足の先、胴サイドにスナップボタンを付けてしがみつくようなポーズにすることに。スナップボタンを全部で4セット使用し、いろんなポージングをさせることで、鞄に吊り下げたり、スマホスタンドにしたりすることができます。ちなみに、カメラを使用するときは、イナバウアーみたいなポージングをさせないと写真は撮れませんが、そのポージングも可愛いし、普段はぬいぐるみで覆っているので、レンズ部分の保護にもなると思います。
最初は、ぬいぐるみを市販のカバーの上に被せるだけで使用してみましたが、イナバウアーをしたりするとぬいぐるみが外れてしまうので、ソフトケースの下部にぬいぐるみを縫いつけてみました。ソフトケースに目打ちで穴をあけ、針で糸を通してぬいぐるみに縫いつけてますが、面倒な場合はケース下部にボンドや両面テープ等で接着してもよいと思います。
いずれにせよ、思った以上に可愛いお供クマさんになりました!
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約3分半です。
気になるところ
iPhoneのサイズに合わせて、ぴったりと腕でしがみついている感じにしたかったので、あまり腕を長くはしなかったのですが、スナップボタンをつける位置によっては、しがみつく腕の長さがギリギリになるかもです。今回、iPhone13、iPhone13PROのカバーには問題なく装着できましたが、これよりサイズが大きいスマホカバーにくっつけたい場合は、スナップボタン位置を微調整しながら(脚の折り返し位置も)ボタンをつける必要がありそうです。
基本的にはiPhone13PROより大きいサイズのものにはおすすめしません。
型紙
このスマホカバーくまのぬいぐるみの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
- 好みの生地(目安量):50㎝×35㎝
- あまり厚地ではないものの方がよい
- 背側、腹側で生地を切り替える場合は、腹側20×30㎝、背側30×35㎝
- 糸、刺繍糸:適量
- 顔の作り方は自由に(今回顔の刺繍は濃茶系の刺繍糸6本取り)
- 目玉パーツ等使用する場合は、必要なパーツを準備
- 綿:適量
- 頭部のみしっかり綿を入れ、四肢、胴はやや少なめにする
- スナップボタン:4セット
- スマホスタンドにしない場合は、3セットでOK(背側の両脚の先は不要)
- 腹側両手の先と両脚の先、胴の両サイド、背側の両脚の先
- ソフトタイプのスマホケース
- ケースに目打ちで穴をあけ、ぬいぐるみに糸で縫いつける場合はソフトケース使用
- ボンドやテープ等で付ける場合は、ハードケースでもOK
道具
- 針、まち針
- はさみ
- チャコペン(消えるタイプのペンが便利)
- 棒状のもの
- 外表に返したり、綿を詰める際、棒状のものを使うと耳や手足の先の作業がしやすい
- 目打ち
- ソフトタイプのケースに糸で縫いつける場合のみ、あると便利
所要時間
個人差はあると思いますが、数時間~半日で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約3分半です。
- パーツ準備
- 生地裏に型を写し、パーツをカットする(腹側1枚、背側・顔は対称に各1枚の合計5枚)
- 縫代約0.5㎝確保してカットする
- 顔、背側を縫い合わせる
- 顔、背側を中表に合わせ★から☆まで縫い合わせる
- 耳の付け根、カーブ部分に切り込みを入れ、余分な縫代をカットして耳を外表に返して形を整える
- 縫い合わせた顔・背側パーツ2枚を中表に合わせ、●から◎まで縫い合わせて開く
- 返し口部分(■から■)は縫わずに開けておく
- 縫代カーブ部分に切り込みを入れる
- 背側、腹側を縫い合わせて外表に返す
- 腹側、背側を中表に合わせて周囲を縫い合わせる
- 腕の付け根部分等、縫代に切り込みを入れながら縫い進めると作業しやすい
- 縫代カーブ部分、角度のある部分に切り込みを入れ、余分な縫代をカットする
- 縫代が重なっている部分(鼻先など)は余分な縫代をカットしておく
- 外表に返す
- 腹側、背側を中表に合わせて周囲を縫い合わせる
- 綿を詰め、顔をつくって返し口をとじる
- 頭部にだけしっかり綿を詰め、顔を刺繍する
- 腕、脚、胴に綿を詰める
- 綿の詰め具合は、腕脚は7割程度、胴は5割程度にしておく
- 胴部分は押さえると1㎝程度になるくらいの少なめに
- 返し口をコの字に縫ってとじる
- スナップボタンをつける
- 腹側の手先と脚先と胴横(脚を折り返して脚先がくっつく位置)、背側の脚先にスナップボタンを縫いつける
- ポージング可能にするため、ボタンの凹凸に気をつける
- 凸・・・右の手、胴、左の脚 凹・・・左の手、胴、右の脚
- ソフトケースをぬいぐるみに縫いつける
- スマホケースの下部に糸で4箇所(穴は8つ)縫いつけるための穴を目打ちで開ける
- 穴の位置はカメラレンズの邪魔にならないよう、下部にする
- 今回の穴の位置は、ケースの左右両端から内側に1㎝のライン上で、下から1.5㎝、4.5㎝付近の4箇所
- スマホケースとぬいぐるみを糸で縫い合わせる
- スマホケースの下部に糸で4箇所(穴は8つ)縫いつけるための穴を目打ちで開ける
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