テディベアのスマホスタンドをつくってみた

ハンドメイド
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タタミー
タタミー

こんにちは。いつも小さめのシンプルなテディベアやおきあがりコグマをつくっていますが、今回はスマホスタンドが欲しくて、テディベアで試作してみました。

コグマ
コグマ

ほー!テディベアがスマホを支えるわけですね。

タタミー
タタミー

相変わらず型紙作り含めて適当なので、失敗した点もありますが、そこも含めて試作バージョンの紹介です。

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テディベアのスマホスタンド

こんな感じ

大きさとしては、iPhone7を持ってちょうど支えることができるくらい。もう少し大きいスマホの場合は、顔が隠れてしまうかもしれません。

簡単に作り方の流れを紹介したYouTube動画もありますので、よかったらのぞいてみてください。

ポイント

安定感を出すために紙粘土使用

スマホを支える安定感をだすため、脚と胴の下部に紙粘土を入れて少し重くしました。手足は胴体に糸ジョイントでつけるため、胴体の下部は0.5㎝になるかどうか程度の厚みで少し紙粘土入れる程度です。

脚も同様に、立位がとれてスマホが固定できるよう、底に0.5㎝程度紙粘土を入れています。

そのため安定感はあり、しっかり自立もできるテディベアになりました。(スマホスタンドとして使わなくてもいい)

スマホを支える足の大きさ

紙粘土使用に加え、斜めになったスマホを固定するために足を大きくしました。立位をとるのにちょうどよいのですが、最初に試作したpt-s1の型紙の場合、少し足が大きすぎて画面が見づらいです。

足の大きさと形状については今後改良の必要があります。

製作にかかる時間

個人差はあると思いますが、数時間~半日程度で可能です。

材料・道具

  • 布11cm ✕80㎝四方程度(目安)
  • 刺繍糸(目や鼻、口全て刺繍糸で作る)
  • 綿
  • 紙粘土少量

裁縫道具…チャコペン、ハサミ、針、ぬいぐるみ用針(長めの針)等

作り方

顔の作り方など、おきあがりコグマの作り方記事もよかったら参考にしてください。

型紙を準備する

型紙は試作でよければこちらを参考にどうぞ

布に型紙をうつし裁断する

布の裏面に、縫い代を0.5センチ程度確保して配置し、合い印もしっかりとうつします。いつも使用しているのは時間がたつと自然と消える(水でも消せる)タイプのチャコペンで、便利です。

  1. 頭:対称に各1枚
  2. 頭中央:1枚
  3. 耳4枚
  4. 胴:対称に各1枚
  5. 脚:対称に各2枚
  6. 脚底:2枚
  7. 腕:対称に各2枚

頭部をつくる

※頭部の作り方はおきあがりコグマの作り方記事参照

  1. Aの2枚を中表に合わせ、鼻下の部分、a1からa5を縫い合わせた後、縫い代をしっかりと開く
  2. A・A’(Aの左右対称のもの)とBを中表に合わせ、1~4までの合い印をまち針でとめて合わせながら縫い合わせていく まずは鼻先、a1とb1を合わせる
  3. AとBを縫い合わせたあとに、A’とBを同様に縫い合わせる
    • a1とb1、a2とb2、a3とb3、a4とb4を順番に縫い合わせていく。
    • 縫製後、a1・b1の鼻先の縫代が重なる部分を少し切り落とし、a1~a4のラインのカーブの縫い代部分に切り込みをいれる
  4. 返し口から外表に返し、形を整える
  5. 頭部の形を整えながら、綿を詰める
    • 鼻先を中心にしっかり詰める
  6. 首の部分(返し口で開いている部分)をぐし縫いする
    • 糸は2本取りにします(1本だと後で絞る際に切れる時があります)
  7. 縫い代を内側に入れながらぐし縫いを絞って玉どめする
    • 首は胴に縫い付け、見えなくなるので綺麗じゃなくても大丈夫です

耳をつくり頭部につける

耳をつくる

耳は半円4枚から作っても、円2枚から作ってもよい。

半円4枚から作る場合
  1. 各2枚ずつ中表に合わせ、c1~c3のカーブ部分を縫い合わせる
  2. 縫代に切込みを入れ、外表に返して直線部分を縫い合わせる

耳を頭部につける

  1. 耳の位置を決めるために、まち針で頭部につけてバランスを確認する
    • c1~c3の直線部分をまっすぐつけてもよいし、耳の中央部分を後ろに膨らませてつけてもよい
  2. 位置が決まったらチャコペンで印をつける
  3. 両端の印つけ位置を目安に耳の両端(c1、c3)を最初に縫い付け、耳の中央をバランスをみながら縫い付ける。

顔をつくる

目の位置を決め、凹みをつくる

  1. まち針をさして目をつける位置を検討する
  2. 糸を2本取りにして首部分から針を刺し目の位置に糸を出す。
  3. 再度首に糸を戻して糸を引っ張り、くぼみを作る
    • 針を出したところから数ミリずらして針を刺す  
  4. 上の②と③を2回繰り返し、両目ともくぼみを作る

顔の刺繍をする

好きな刺繍糸を準備(ぬいぐるみ用の目玉パーツを使ってもOK)

ぬいぐるみ用の長い針があれば刺しやすいです。私は6本取りで刺繍していますが、刺繍の仕方は好きなように工夫してみてください。表情、雰囲気が違ってきます。 刺繍の順番は画像を参照してください。

顔の刺繍は玉結び、玉どめ全て首の下の部分になるようにします。首の部分から刺繍糸を刺し、刺繍の順番は画像を参照してください。

  1. くぼみ部分を目安に目をつくる(目は3往復してもよいし2往復、1往復でもOK)
  2. 鼻の横のラインを3本程逆三角形になるように刺しゅう
  3. 鼻の縦のラインを中央から左右交互に刺しゅう
  4. 鼻下のライン(図の赤線)は、糸を引っ張らずゆとりを持たせて、口のラインの糸はその間を通す
  5. 糸を適度にひっぱり口元を整える

胴をつくる

胴パーツを縫う

  1. パーツ2枚を中表にして返し口を開けて縫い合わせる
  2. 縫い代の始末(切り込みをいれて左右に開く)をして返し口から外表に返し、整える

胴におもりと綿を入れる

  1. 胴の底部分に厚み0.5㎝程度になるよう、返し口から紙粘土を入れる
    • 形を整えながら調整する
  2. 綿を残りのスペースに詰める
  3. 返し口を縫い合わせる

脚をつくる

  1. 脚本体をそれぞれ中表に、返し口を開けて縫い合わせる
  2. 脚底を本体に縫い合わせる
  3. 縫代に切込みを入れ、返し口から外表に返し、整える
    • カーブがきつい部分は縫い目ギリギリまでしっかり切込みを入れる
  4. 脚の底部分に厚み0.5㎝程度になるよう、返し口から紙粘土を入れる
    • 形を整えながら調整する
  5. 綿を残りのスペースに詰める
  6. 脚の返し口を縫い合わせる

腕をつくる

  1. 腕をそれぞれ中表に、返し口を開けて縫い合わせる
  2. 縫代に切込みを入れ、返し口から外表に返し、整える
    • カーブがきつい部分は縫い目ギリギリまでしっかり切込みを入れる
  3. 綿を返し口から詰める
  4. 腕の返し口を縫い合わせる

胴に頭・腕・脚を接続する

  1. 頭と胴を縫い合わせる
  2. 腕、脚をまち針で仮固定し、立位がとれるか、バランスをみながら固定箇所を決める
  3. 左右の脚、腕を一直線になるように左右に糸を通して糸ジョイント接続する。
    • まち針で固定した箇所をチャコペンなどで印づけし、針を刺す目安にすると作業しやすい。
    • ぬいぐるみ用の長い針があると便利です。

完成です

タタミー
タタミー

今回も素人作品で中途半端かもしれませんが、ちょっとでも参考になれば嬉しいです。

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