こんにちは!
今回のテーマは、ファスナー付けが苦手な私が、いかに楽して、できるだけ綺麗にファスナーをつけることができるか!です(笑)
内側にも生地がある時のポーチのファスナー付けって手間がかかるイメージありますね。
いつも自己流、適当ですが、ちゃんとポーチとして使えればOK!ってことで・・・
縫いにくいファスナー付けを少しでも簡単に縫いたくて、ポーチの型紙を検討してみたので紹介します!
マチ付き半円ポーチについて(30㎝ファスナー使用)
とにかくファスナー付けが苦手です…。特に内布をつける場合は…。
そこで、今回はファスナー付けに苦手意識のある私でも、楽して見栄えよく内布付き、マチ付きポーチが作れないかなぁと思って作った型紙の紹介です。半円の底の横幅は20~22㎝、マチ幅は7.5~8㎝、高さは15㎝程度です。(サイズは多少前後します)
30㎝ファスナーを使った、割と大きいポーチなので、たっぷりメイクグッズを入れたり、はさみやのりなど、文房具をたっぷり持ち運びするのによさそうです。
私のような雑な作業をする人間でも、一応ちゃんと使えるポーチになりました!笑
縫代の始末に綿テープを使ったことで、ポーチの骨組みがしっかりするのか、安定感があります。
今回は生地をツートンカラーで切り替えてみましたが、面倒な方は本体パーツは1枚にしてもOKです!
気になるところ
内側の縫代の始末に、今回初めて薄めの綿テープを使用しました。外生地が薄地の帆布で、綿テープも薄かったので縫代始末時に厚すぎて針が通らない!ということはなく、スムーズに作業できました。ポーチがしっかりかたい方が好きな方は、厚地の生地や帆布を使う場合もあるかもしれません。ただ、あまり厚い生地を使うと、縫代に綿テープを縫いつけるのに苦労するかもしれないので、要注意です。
ファスナー付け自体は今回の方法だと、とても楽でした!ただ、ポーチの形に縫い合わせていく作業で、合印を確認しながらしつけるところは、ミシンも使えないので少し時間がかかってしまうかもです。
型紙
このポーチの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
製作時間と材料・道具
製作にかかる時間
個人差はあると思いますが、数時間~半日程度でできます。
手縫い、ミシン縫いどちらでも可能ですが、今回はしつけ糸で固定する作業があります。
道具
- 針
- まち針
- はさみ
- チャコペン
材料
- 布(量は目安)←今回薄地の帆布を使用しましたが、厚地だと縫代の始末が大変かもです。
- 外布・内布それぞれ:約60㎝✕35㎝
- 今回外布は、2種類の生地を切り替えて作りました
- 外布・内布それぞれ:約60㎝✕35㎝
- 糸、しつけ糸
- ファスナー(30㎝)1本
- 綿テープ(薄めで幅2㎝程度のもの):約1m
- 縫代始末用…45㎝が2本
- ファスナー端用…5㎝が2本(なくてもOK)
外側の生地を切り替えたい場合は、上側の半円状部分:12×22㎝が2枚、底部分:20×32㎝が1枚になります。
作り方
簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は約3分です。
布に型紙をうつし裁断する
- 布の裏面に、型紙を縫代0.8~1㎝程度確保して配置し、合い印もしっかり写す
- 縫代0.8~1㎝でパーツをカットする
- 外、内ともに本体各1枚、ファスナー付け部各2枚
- 生地の切替をする場合は、●のラインより上の半円パーツ2枚、底の十字パーツ1枚準備し、●ー●のラインで縫い合わせておく
ファスナー付け部をつくる
- ファスナー金具を中心として幅1.5㎝のラインをファスナーにチャコペンでかいておく
- ファスナーとファスナー付け部の外布2枚を縫い合わせる
- ファスナー表にファスナー付け部の外布表を重ね、型紙の青ハートのラインとファスナーの印付けしたラインを縫い合わせる
- 2で作ったパーツにファスナー付け部の内布2枚を縫い合わせる
- 内布は、青ハートのライン側の縫代をしっかり折り、2で作ったパーツと外表になるように重ねる
- しつけ糸でざっくり固定し、ファスナー側の布端から0.2㎝程度のラインをステッチする
本体とファスナー部を縫い合わせる
- 本体内布とファスナー部を縫い合わせる
- 本体内布の表側と、ファスナー部の内布側を合わせるように重ねる
- ファスナー付け部の短辺両サイドを縫う
- ファスナー付け部外布側に、綿テープ(5㎝を輪にしたもの)を縫いつける
- 輪が本体内側に向くように縫代端に合わせて重ね、縫代部分に縫いつけておく
- 内布と外布を中表に合わせ、1で縫った箇所と同じライン(両サイド)縫う
- 外表に返す
- 内・外布がずれないように、合印などしつけ糸で固定する
- チャコペンで印付けしたラインより内側(縫代と反対側)にしつけしておく
ポーチの形に縫製し、縫代を始末する
- 本体内布側が表になるように、合印を合わせながらしつけ糸で縫い合わせる
- 縫製ラインをステッチする
- 縫代部分を綿テープでくるむように縫う
- 縫代をテープで覆えるように、余分な縫代はカットしておく
- テープの端は折り込むようにして縫う
- ポーチを外表に整える
完成です
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