今回は、押し入れで眠っていた余りものの羊毛フェルトとペットボトルの蓋を使ってピンクッションを作ってみました。
ピンクッションって、手芸用の針とかを刺す針山のことだよね。
裁縫している時に、指や手首に装着できる針山があれば便利だなぁと思ってて。
少しの羊毛フェルトがあればできそうだったので、試しに作ってみました!
自己流ですが、簡単な作り方を紹介します。
ピンクッションの特徴
今回は、余ってた羊毛フェルト、少量でもできるサイズで、針を刺しても安全なペットボトルの蓋を再利用することを意識しました。
ポイントは
- 少しの羊毛フェルトがあればできる
- ペットボトルの蓋部分を再利用できる
- 小さめサイズで手首や指に装着して邪魔にならない
- 装着できるようにペットボトルに貼り付ける布部分にゴムを通せる構造
羊毛フェルトの固め方は自己流(ぬるま湯+食器用洗剤、すすぎ、熱湯)ですが、針山としてしっかり針が刺せる状態になっているので問題なし!
使用するフェルトの量も、今回は2グラム(手のひらにこんもり乗る量)を使ったのですが、ペットボトルの蓋にはめ込んでこんもり山になる程度でちょうどよかったと思います。
ペットボトルの蓋部分を覆う布は、好みで好きなものを使えば楽しめそうです。
ペットボトルの蓋って、いろんな用途がありそうですね。針を刺しても突き抜けることがないので、安心して針を刺せそう。
簡単な作り方、羊毛フェルトを湯に浸けて揉んで丸める様子が確認できる動画もあるので、よかったらのぞいてみてくださいね。YouTube動画(3分)
作り方紹介
簡単な作り方の流れを紹介したYouTube動画はこちら。動画は3分です。
材料・道具
材料
- 羊毛フェルト 2グラム程度(片手にふんわり乗る程度)
- ペットボトルの蓋
- 生地少量
- 紐、レース等(装飾、ゴム通し部分を作る際必要)
- ゴム
紐、レース、ゴムは針山を手首や指に装着するタイプにする場合のみ必要
道具
- ボウル
- ぬるま湯(食器用洗剤入り)、水、熱湯を都度入れ替える
- 水は水道の流水でもOK
- 熱湯準備のために適宜ポットやケトルを用意
- 熱湯から羊毛フェルトを取り出す際に箸や熱に強いゴム手袋等もあると安全
- 食器用洗剤(ボウルに1~2滴程度で十分)
- ボンド
- 針、糸、ハサミなど
- タオルドライ用タオル
- ドライヤー(タオルドライ後、1~2日かけて自然乾燥させる場合は不要)
所要時間
目安:1~2時間程度
個人差はあります。羊毛フェルトを自然乾燥させる場合は1~2日必要。
作り方
羊毛フェルトの玉をつくる
- 羊毛フェルトをほぐす
- 先にほぐしておく方が繊維が絡まりやすくなる
- ボウルにぬるま湯を用意し、食器用洗剤を1、2滴垂らす
- 人肌程度のお湯(40度前後)
- 羊毛フェルトを浸せる量
- 洗剤入り湯の中に羊毛フェルトを浸け、揉みながら丸める(YouTube動画で様子紹介してます)
- 1~2分、羊毛フェルトの中心までしっかり湿るように握り続ける
- 羊毛フェルトを水ですすぐ
- 羊毛フェルトから泡が出なくなるまですすぐ
- 水道の流水でも、ボウルに水をためてもOK
- 羊毛フェルトに熱湯をかける
- ボウルの熱湯に1分程度浸してもOK
- 羊毛フェルトを熱湯から取り出し、タオルドライ後、しっかり乾燥させる
- 取り出す際はやけどに注意
- タオルドライ後、急ぐ場合はドライヤーで乾燥させる
乾燥させる前に大きさを確認!
ペットボトルの蓋にはめ込んでサイズを確認し、小さい場合は更に羊毛フェルトを巻き付けてお湯に浸け、成形しなおす
ペットボトル蓋に生地をつける
- 蓋に貼り付ける生地を準備する
- 蓋の円より0.5㎝程度大きい円(A)・・・1枚
- 横11㎝、縦5㎝の長方形(B)・・・1枚
- 円パーツ(A)の直径の長さの紐やレース等(C)(ゴム通し部分をつけない場合は不要)
- Aの円パーツの表面にCの紐を縫い付ける
- 円パーツの中央横に配置し、両端を縫う(布端から0.3㎝程度)
- Bの長方形パーツを短辺同士を重ねて折り(中表)布端0.5㎝のラインを縫う
- 筒状になった長方形パーツを半分に折る(外表)
- 縫代が内側になるよう、筒の長さが半分になるように折り込む
- Aの円パーツとペットボトルの蓋をボンドで接着する
- 円パーツの端も蓋の側面にボンドをつけて折り曲げて接着する
- 筒状のパーツに蓋をはめ込む
- 筒状パーツの輪の部分が蓋の上面と一致するようにはめこむ
- 蓋の内側に筒状パーツの余った部分を折り込んで接着する
- 蓋の内側にボンドを塗り、布を折り込む
- 蓋の内側(底と側面)にボンドを付け、羊毛フェルトの玉をはめ込む
- ボンドが乾燥して接着するまでしっかり圧着して置いておく
ゴムを通して輪にする
髪結い用のゴムや好みのゴムを用意し、指や手首のサイズに合わせてカット、ゴム通し部に通して輪にする
完成です
思いつきで適当に作った割には、簡単に使いやすそうなピンクッションができました!
縫うのが面倒な場合は、綿テープやレースやフェルト等をボンドで貼り付けるだけでもよいかもしれません。
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