こんにちは!
暑い日が続くので、結露対策とほんのり保冷効果も期待して、ペットボトルカバーを作ってみました。
2種類あるんだね。
どちらも同じ型紙からつくってるのかな?
そうなんです。ベースは同じ型紙で、持ち手を少しアレンジしたり、素材を変えてみました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
保冷・結露対策ペットボトルカバーについて
ペットボトル飲料の持ち運び用に、保冷効果(アルミシートを使って、ほんの気持ち程度)を持たせたり、結露対策になったりする持ち手付きのペットボトルカバーを2種類作りました。
一応ピンクのタオル地のものは、ウサギの耳をイメージした持ち手にしてみたのですが、本体に顔をつくらないと、やっぱりウサギには見えないですね(笑)
好みに合わせて、外側だけ作ってもOK!
巾着部分を付けなくてもOK!
持ち手を付けなくても(長さや接続方法を変えても)OK!
ちなみに、アルミシートを使用したカバーのものは、以前姉から気に入った生地(ひょう?みたいな動物柄)の余り布で何か作って欲しいなぁと頼まれていたのですが、動物の柄がちょうどペットボトルカバーに合うサイズだったので作ってみました。同じ型紙で作っても、結構雰囲気が違いますね。
アルミシートについて
以前から時々アルミシートを手芸に使っていますが、思ったより簡単に縫製できます。種類が色々あるかもしれないので、縫いにくいアルミシートもあるかもしれません。私が使っているのはそんなに分厚くない、裏面が白っぽくなっているものです。ミシンでも普通に縫えます。アルミシートを使った袋が汚れた際は、ネットに入れて洗濯してあげればOKです。今まで何十回も洗濯して、だいぶヨレヨレになってますが破れたりはしてません。
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約4分です。
気になるところ
素材は好みの物を使用してもらってOKです。結露対策なら、吸水性のあるフェルトやタオル地、撥水素材など、少しでも保冷効果を持たせたければ、アルミシートを内袋の内側に使用してもらえばよいかと。
ただ、あまり分厚い生地を使用すると、600mlサイズの大きめペットボトルが入りにくくなるかもしれません。そんなに厚くないフェルトを使用した内袋で、600mlのペットボトルがギリギリな感じでした。
それから、持ち手を好みの紐に変える場合は、巾着部分と重なると少し縫いにくくなるかもなので幅1㎝程度にしておいた方がよいかもです。
今回持ち手部分にスナップボタンを使用しましたが、凹凸の付け方を左右で逆にし、ボタン付け位置は左右で紐の内側外側をそれぞれ違えないと、紐がねじれてしまうので注意が必要です。
型紙
このペットボトルカバーの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
好みで選択して準備(※は必要時準備)
- 生地(目安量):
- 生地
- ペットボトルカバー(内・外)・・・約15×45㎝を2セット
- 保冷・結露対策内袋(内・外)・・・約14×42㎝を2セット
- 巾着部分※・・・約14×24㎝
- 持ち手部分※・・・約18×16㎝
- 巾着用ひも※・・・約40㎝×2本 1本でストッパーを使用してもOK
- 巾着用ひもストッパー※・・・1個
- スナップボタン等※・・・2セット
- 糸、しつけ糸等
道具
手縫いでもミシン縫いでも、どちらでもOKです
- 針、まち針
- はさみ
- チャコペン
- 紐とおし
- 棒状のもの
- 外表に返したり、綿を詰める際、棒状のものを使うと耳や手足の先の作業がしやすい
所要時間
手縫い、ミシン縫いの違いや、個人差はあると思いますが、半日~1日で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約4分です。
- パーツを準備する
- 生地裏に型を写し、縫代約1㎝程度確保してカットする
- 内袋(保冷・水濡れ防止用) 輪で対称に内外各2枚
- ペットボトルカバー本体 輪で対称に内外各2枚
- 内袋、本体ともに、型紙の輪で対象にし、さらに底(○ー○)のラインで対象に型をとっておくと、縫うのが楽
- ただし、天地のある柄物の場合はパーツを2枚カットし、○ー○のラインで縫い合わせる
- 巾着部分 輪で対称に内外各2枚
- 持ち手(耳)4枚
- 生地裏に型を写し、縫代約1㎝程度確保してカットする
- 巾着部分をつくる
- 内外を中表に重ね、☆(星)ー☆(星)ラインを縫う
- 縫代を開き、両サイドを折り込んでステッチをかける
- ☆(星)ー☆(星)ラインで折り、上から2㎝のラインを縫って紐とおし部分をつくる
- 持ち手部分をつくる
- 中表に重ね、返し口をあけて山部分を縫う
- 余分な縫代をカット、カーブに切り込みを入れる
- 外表に返し、返し口をとじる
- 本体を縫う
- 2枚パーツに分かれている場合は底部分(○ー○ライン)を縫い合わせる
- 巾着部分を本体内側の合印★を目安に縫代に縫いつける
- ○ー○ラインで半分に折り、返し口を一部開けて両サイドを縫う
- 両サイドの底のマチ部分を縫い(●と○が重なるように)余分な縫代をカットする
- 基本的には内側に返し口を開けておく。 ただし、縫いにくい生地(タオル、フェルト、アルミシート)の場合は、縫いやすい生地側に返し口を開けておく
- 本体外側を同様に袋状に縫う
- 巾着縫いつけの工程はなし
- 内側に返し口を開けた場合は、外側に返し口は不要
- 両サイドの縫代▲部分に持ち手を縫いつける
- 本体外側を中表にし、外側の中に内側を入れ、上部を縫い合わせる
- 外表に返し、返し口をとじて形を整える
- 巾着部分に紐をとおし、持ち手にスナップボタンを縫いつける
- スナップボタンは両持ち手のそれぞれ内側、外側につける
- 内袋をつくる
- 巾着、持ち手等の縫い付けなしで本体同様に袋状に縫う
完成です
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