テディベアをアレンジしたトラのぬいぐるみ 型紙pt9-211202

ハンドメイド
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タタミー
タタミー

いつも作っているテディベアをベースに、トラっぽくなるように工夫してみたので紹介します!

コグマ
コグマ

なるほど、今回はテディベアをトラに近づける工夫の紹介ですね!

タタミー
タタミー

作り方はテディベアとほぼ変わらず、尻尾をつけるだけです。

型紙の修正のポイントが参考になれば幸いです!

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テディベアベースのトラのぬいぐるみについて

これまでに、テディベア(頭と胴一体化)の作り方をアレンジしてネコや馬、ウサギなんかも作ってきました。来年の干支、トラもいけるんじゃないか?と思っておきあがりこぼしとセットで作ったのが今回の作品です。いつものテディベアの型紙をベースに、どこを変えてトラっぽくしようとしたか、ポイントを紹介したいと思います。

いつものテディベアと比べて四つん這いのバランスも可愛いかもしれない…ちゃんと2本脚で自立もできるかわいいトラちゃんです。

黄色い生地を使えば結構トラっぽさがでると思うのですが、他の色を使っても案外トラっぽくなりそう・・・

YouTube動画で黄色以外の色加工したイメージも見ることができるので、よかったらみてやってください。

トラっぽくするポイントと簡単な作り方の流れを紹介した動画はこちら。動画は約4分20秒です。

工夫したポイント

今回ベースに使ったテディベアの型紙はpt3です。

ちょっと腕が太めの、テニスボールより少し大きい位のシンプルなテディベアでした。

これをトラっぽくするポイントは

  • 黄色い生地を使い、トラっぽい模様を刺繍
  • 鼻を大きめに刺繍

それに加えて、型紙の調整ポイントとして

  • 腕(前脚)は太く、やや長め
  • 胴を長く、そら豆みたいな形
  • 耳は山を高く尖らせる
  • 尻尾をつける

型紙

このぬいぐるみの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。

前回紹介したおきあがりこぼしトラの型紙と共通です

PDF型紙のご利用についてはこちらの記事を確認ください。

材料・道具

材料

  • 生地(目安量):20㎝✕25㎝ 黄色い生地だと、よりトラっぽくなります
  • 綿:適量
  • 糸・刺繍糸
    • 目にボタンを使う場合は好みのものを準備
    • 刺繍糸は顔、模様の刺繍に使用(茶系~黒が無難)今回は6本取りで刺繍しました

道具

  • 針、まち針
  • ぬいぐるみ用の長い針(あれば便利)
    • 顔の刺繍時や手足を胴に縫い付ける際は、少し長めの針があると便利
  • はさみ
  • チャコペン
    • 消えるタイプのものが便利
  • 棒状のもの
    • 尻尾など、細長いものを外表に返す際や、綿を詰める際にあると便利

所要時間

個人差はあると思いますが、半日~1日程度で可能です。

作り方

簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約4分20秒です。

作り方は尻尾をつける以外、いつものテディベアの作り方とだいたい同じ。

以前紹介したpt8のシンプルなテディベア作り方の記事を参考にしてください。

布に型紙をうつし裁断する

布の裏面に、縫い代を0.5センチ程度確保して配置し、合い印もしっかりとうつします。

  • 頭:対称に各1枚
  • 頭中央:1枚
  • 耳4枚
  • 胴:対称に各1枚
  • 脚:対称に各2枚
  • 腕:対称に各2枚
  • 尾:1枚(縦半分に中表に折って使用)

頭部をつくる

  1. 頭を中表に合わせ、鼻下のラインを縫う
  2. カーブ部分の縫代に切込みを入れて開く
    • 切込みを入れる際、糸を切らないよう注意
  3. 頭(片側)と頭中央を中表に合わせ、鼻から後頭部に向けて縫い合わせる
    • 角度がついている部分は縫いにくいため、縫代に切込みを入れながら縫い進める
  4. もう一方の頭と頭中央も同様に縫い合わせる
  5. カーブ部分の縫代に切込みを入れ、鼻先の縫代をカットする
  6. 返し口から外表に返し、綿を詰める
    • しっかり綿を詰める方が鼻先など刺繍しやすい
  7. 首の部分(返し口で開いている部分)をぐし縫いし、縫い代を内側に入れながらぐし縫いを絞って玉どめする
    • 糸は2本取りにする(1本だとしめる際に切れることがある)
    • 首は胴に縫い付け、見えなくなるので綺麗じゃなくても大丈夫

動画では、耳を縫いつけたあとに首をとじる作業をしています。前後しても問題ありません。

耳をつくり頭部につける

耳をつくる
  1. 耳パーツ2枚を中表に合わせ、山部分を縫い合わせる(2セットつくる)
  2. カーブ部分の縫代に切込みを入れる
    • 縫代が多いと形が整いにくいので、底の2角とカーブ部分の縫代を少しカットするとよい
  3. 外表に返し、縫代を内に入れながら返し口を縫い合わせる
耳を頭につける
  1. 耳の位置を決めるために、まち針で頭部につけてバランスを確認する
    • 耳底辺の直線部分をまっすぐつけてもよいし、耳の中央部分を後ろにカーブさせてつけてもよい
  2. 位置が決まったらチャコペンで印をつける
    • 耳下両端を縫い付ける位置をチャコペン等で印づけしておくと作業しやすい
  3. 両端の印つけ位置を目安に耳の両端を最初に縫い付け、耳の中央をバランスをみながら縫い付ける
  4. 左右両方、同様に縫い付ける

顔をつくる

今回目の凹みをつける作業をせずに作ってみました。好みで目の位置を凹ませてもらってOK。 

茶系~黒い刺繍糸6本取りで、目、鼻、口を刺繍。刺繍の仕方は好きなように工夫してみてください。表情、雰囲気が違ってきます。 おきあがりこぼしトラの目は垂れ目にしてみました。

額と頬に適当にトラっぽいイメージでステッチする。

刺繍する際は、玉結び、玉どめの糸の端は首の部分にくるようにしてください。

胴・腕・脚・尾をつくる

  1. 胴・腕・脚・尾はそれぞれ中表に合わせ、返し口を開けて縫い合わせる
    • 尾は縦真ん中のラインで中表に半分に折って周囲を縫う
  2. カーブ部分の縫代に切込みを入れ、返し口から外表に返し、整える
    • カーブがきつい部分は縫い目ギリギリまでしっかり切込みを入れる
    • 腕の先、脚下の角、尾の角や先等、鋭角部分は余分な縫代をカットする
  3. 綿を返し口から詰め、返し口を縫い合わせる
    • 細い棒状のものがあると返す作業や綿を奥に詰める作業が楽

胴に頭・腕・脚・尾を接続する

  1. 頭を胴上部に縫いつける
  2. 腕、脚をまち針で仮固定し、立位がとれるか、四つん這いのバランスはどうか確認しながら固定箇所を決める
    • まち針で固定した箇所をチャコペンなどで印づけし、針を刺す目安にすると作業しやすい
  3. 左右の脚、腕を一直線になるように左右に糸を通して糸ジョイント接続する。
    • ぬいぐるみ用の長い針があると便利
    • 2往復程度、少しきつく引っ張りながら縫い合わせると固定が安定する
    • 玉結び、玉どめは腕・脚の内側に隠れるようにする
  4. 尾を縫いつける
    • 座らせた時に尾が邪魔にならない位置に縫いつける

仕上げ

腕、脚、尾に横線の模様を刺繍して仕上げる(先に模様を刺繍しておいてもOK)

完成です

タタミー
タタミー

いつも下手な説明ですみません。

少しでも誰かのお役に立てれば幸いです。

2022年、寅年。いい年になりますように!

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