今回は、娘が大切に飾ってるセクゾのちょっこりさん用の馬のぬいぐるみ作りに挑戦しました。
ほんとだ、いつものクマやネコに比べて脚が長い!笑
改善の余地はありますが、なんとかちょっこりさんが座れる馬っぽいぬいぐるみにはなったので、作り方と型紙を紹介します。
ちょっこりさん用うまのぬいぐるみについて
最近、ネコやウサギなど、テディベア以外にもそれっぽく見える動物のぬいぐるみを試作しています。
ネコやウサギなどの型紙、作り方紹介の記事はこちら。よかったらのぞいてみてください。
今回は、娘が好きなSexy Zoneのちょっこりさん(10周年おめでとう)に馬を作ってみたくなったので、とりあえず前回作ったネコの作り方、型紙をベースにチャレンジしてみました。
そもそも、ちょっこりさんというぬいぐるみ?グッズ?があることを知らなかったのですが、とても可愛いです。いろんなところにちょっこり置いておける。毎日くたくたになりながら頑張っている娘に、推しのちょっこりさんが白馬に乗ってる姿をみて元気出してほしくて作ってみたのですが、馬が可愛くなかったのか、反応はイマイチでした(笑)
とりあえず、たてがみと尾をつけるだけで、それなりに馬っぽくなり、ちょっこりさんも座ることができたのでOKとしましょう!笑
ちなみにちょっこりさんの足先は切り離さずくっついたままですが、ちゃんと馬の背に座ることができました。
気になるところ
作り方自体は、前回のネコとほぼ同じ感じで、特に難しい点はないです。ただ、脚や鼻先が長いので、外表に返す作業や綿を詰める作業の際には、長い棒状のものがないと難しいと思います。
ちなみに、たてがみと尾も型紙を作ってファー生地等で作ろうとしたのですが、これまた外表に返す作業が難しく綺麗にできなかったので、羊毛フェルトに変更しました。
大きく気になる点としては
- 脚が長すぎて、糸ジョイントでは立位がやや不安定になりやすい
- 馬の場合、テディベアやネコと違ってポージングは難しいため、無理に糸ジョイントで接続する方法にせず、胴と脚が一体化している型紙を検討してもよかったかも。
- 安定させるために、足裏しっかり作った方がよかったかも。
- ちょっこりさんを座らせる場合は、たてがみがやや邪魔
- 羊毛フェルトのたてがみ、しっぽのおかげでそれっぽく馬みたいに見える
- たてがみは、毛の長さが2センチ以上になると、ちょっこりさんが前向きに座った時、顔にかかって邪魔になる
型紙
このテディベアの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料
材料
- 生地(目安量):30㎝✕30㎝ およその目安です
- 白馬にしたい場合は白い生地を準備
- 糸
- 目玉パーツ(目玉をつけずに刺繍等でもOK)
- 綿:少量
- 羊毛フェルト:少量
- 白馬にしたい場合は白っぽい羊毛を準備
- たてがみ、尾は好みの量、長さに調整OK
- 今回はたてがみ2~3㎝の毛の長さを10㎝幅程度、尾は10㎝程度の長さを2㎝幅程度になる量を使用
道具
- 針、まち針
- ぬいぐるみ用の長い針
- 顔の刺繍時や手足を胴に縫い付ける際は、少し長めの針があると便利
- はさみ
- はさみまたは針の先を羊毛フェルトを固める際にも使用
- チャコペン
- 消えるタイプのものが便利
- 棒状のもの
- 尻尾など、細長いものを外表に返す際や、綿を詰める際にあると便利
所要時間
個人差はあると思いますが、半日~1日程度で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は3分です。
布に型紙をうつし裁断する
布の裏面に、縫い代を0.5センチ程度確保して配置し、合い印もしっかりとうつします。
- 頭・胴:対称に各1枚
- 頭中央:1枚
- 耳4枚
- 前脚:対称に各2枚
- 後脚:対称に各2枚
耳・脚をつくる
耳、前脚、後脚とも各2セットつくる。
- 各パーツとも、2枚を中表に合わせ、返し口を開けて縫い合せる
- 縫代カーブ部分に切込みを入れ、鋭角に尖っている角をカットする
- 外表に返す
- 脚は長いため、棒状のものを使用して先まできれいに形を整える
- 脚に綿を詰める
- 耳には綿は詰めません
- 脚はしっかり綿を詰めておかないと、仕上がったときにぐらぐら不安定になるため、棒状のものを使用して奥までしっかり綿を詰める
- 返し口をコの字に縫ってとじる
頭・胴をつくる
- 頭・胴の一枚と頭中央を中表に合わせて鼻先(■)から首後ろ(▲)まで縫い合せる
- 角度がついている部分は、縫代に切込みを入れながら縫い進めると作業しやすい
- もう一枚の頭・胴も同様に縫い合せる
- 縫代カーブ部分に切込みを入れる
- 頭・胴の下部(鼻先から下部分、■から▲まで)を縫い合せる
- 中表の状態で返し口は縫わずにあけておく
- 縫代カーブ部分、首前後の凹み部分に切込みを入れる
- 返し口から外表に返し、中に綿を詰める
- 鼻先は棒状のものを使用してしっかり綿を詰める
- 返し口は耳付け、顔刺繍が終わるまで開けたままにしておく
耳をつける
- 耳は縦半分に折り、耳下両端を縫い合わせておく
- 耳の位置を決め、縫い付ける
- 耳の位置はまち針で仮固定し、目安にチャコペン(消えるタイプのものが便利)で印をつけておくと作業しやすい
- 返し口から針を入れ縫い付ける
顔をつくる
- 目の凹みをつくる
- 背中の返し口から針を入れ、目の位置に糸をいったん出す
- 糸を出した箇所から2~3㎜離れた場所に再度針を刺し、顎下(首の部分)に針(糸)を出す
- 首部分の位置を出した箇所から2~3㎜離れた場所に再度針を刺し、最初の目の位置に針(糸)出す
- 糸を少し強く引きながら凹みができるように作業する
- 上の工程2と3を2~3回繰り返し、もう一方の目も同様に凹ませる
- 玉どめは返し口付近に隠れるようにする
- 目玉パーツを縫い付ける
- 背中の返し口から針を入れ、目玉パーツを縫い付ける
- 顔は刺繍するなど、好みで変えてみてください
- 背中の返し口から針を入れ、目玉パーツを縫い付ける
脚を接続する
- お腹の返し口をコの字に縫いとじる
- 脚をまち針で体に仮固定し、バランスを確認する
- 糸を通す目安の位置に消えるチャコペンで印をつけておくと作業しやすい
- 前脚と後脚の長さがかなり違うため、前脚上端は顎下あたりになるようにする
- 前脚、後脚をそれぞれ本体に糸ジョイントで接続する
- 玉結び、玉どめは脚の内側に隠れるようにする
- 一方の脚→本体→もう一方の脚を2~3重になるように少しきつめに糸を通す
たてがみ・尾をつける
- 羊毛フェルトをカットする
- 作りたいたてがみ、尾の量や長さに合わせてカットする
- たてがみは長すぎるとちょっこりさんが座ったときに少し邪魔になりそう
- 羊毛フェルトの形を整え、体に縫い付ける側を針などで刺しかためる
- フェルト化は好みの方法でOK
- たてがみ、尾をまち針で体に仮固定してバランスを確認し、縫い付ける
完成です!
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