こんにちは。
今回は、最近作っている簡単クマを少し小さくしてみました。
親子みたいだね!
はがきや写真ホルダーにちょうどよさそうです。
ちょっと残念な点もありますが、型紙、作り方と一緒に紹介します。
小さめ、手がくっつくクマのぬいぐるみ(4枚パーツ)について
縫うのが簡単で早くできる、4枚パーツのクマさん。以前つくったps22の型紙をベースに、もう少し小さめにしたらかわいいかもと思って作ってみました。
以前作った簡単クマさんの型紙、作り方はこちら
ふたまわり全体を小さくして(必要な生地量は約半分)、型紙を修正。ただ、手の先にマグネットを入れて物を抱えるポージングができるように、腕の長さだけは短くしすぎないように注意しました。
手の先にマグネット(100均の超強力マグネット使用)を入れているので、太すぎない直径1㎝程度のペンなら、抱えるように持つことができます。
ただ!!作ってみてわかったのですが・・・サイズが小さい=ぬいぐるみ自体が軽い、ので・・・長さ、重さのあるものを抱えるとひっくり返ってしまうので残念です。はがきや写真など、軽くて薄いものならちゃんと座った状態で支えられます。磁力のある冷蔵庫にくっつけても、カーテンを挟んでカーテンクリップにしてもよさそうです。
気になるところ
今回気になったのは、腕の長さと安定感です。
腕の長さ
以前作ったps22は、手足、胴のバランスがちょうどよい感じだったので、そのまま縮小したいところだったのですが、そうすると抱えることができるものの太さも限られてくるので、腕だけは少し長くする感じにしました。太すぎないペンは抱えることができますが、重さ、長さのある物を抱えると座位が保てず、後に倒れてしまうのが残念です。
座りの安定性
ps22同様、脚の付け根部分にあまり綿を詰めないようにすることで、座位がとりやすくなっています。ただ、ps22より脚の長さが短くなったこと、全体に軽くなったことで、座位に安定感がなくなった気がします。座らせた姿勢がやや後傾しているので、脚の付け根周辺は、極力綿を入れないようにして、脚の付け根部分にしっかり折り目がつくようにした方がよさそうです。
型紙
このクマっぽいぬいぐるみの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
- 生地(目安量):11㎝✕30㎝
- 糸、綿:適量
- 超強力マグネット(小さめ):2個(今回はダイソーの超強力マグネットを使用)
- 腕の先に入れられる、1㎝程度までのもの
- 磁力の弱いものだと布越しで手をくっつけることができません
- 顔用の目玉パーツ、刺繍糸等
- 今回は刺繍糸3本どりで目、鼻、口を刺繍しました
道具
- 針、まち針
- はさみ
- チャコペン
- 棒状のもの
- 外表に返したり、綿を詰める際、棒状のものを使うと手足の先の作業がしやすい
所要時間
個人差はあると思いますが、数時間~半日で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約2分半です。
- 4枚のパーツを準備する
- 体前、後ろそれぞれ対称に各1枚、布の裏側に型紙をうつす(合印も)
- 縫代は0.5㎝程度確保してカットする
- 体前、体後ろのそれぞれのパーツを中表に合わせ、体の中心側を縫い合わせる
- ●から◎(二重丸)までを縫う
- 体後ろについては、■ー■の返し口ラインは縫わずに開けておく
- 縫代カーブ部分に切込みを入れて開く
- 縫い合わせた体前と体後ろを中表に合わせ、周囲を全て縫い合わせる
- 縫製した体周囲の縫代に切込みを入れる
- 手、足先のカーブ部分は切込みまたは、縫代部分を少し切り落としてもよい
- 耳、首、腕、脚の付け根は角度がきついので、切込みをしっかり入れる
- 背中の返し口から外表に返す
- 手や足、耳の先は棒状のものを使って形を整えるとよい
- 手の先に磁石を入れて腕に綿を詰める
- 手の先、体の前側に磁石を入れ、磁石が動かないように綿をきつめにしっかり詰める
- 腕以外の全体に綿を詰める
- 脚と耳に綿を詰めた後、残りの部分に綿を詰める
- 腕、脚の付け根部分は綿を詰めすぎない(詰めない方が、ポージングしやすく、座らせやすい)
- 顔を作る(好みでOK)
- 顔のパーツ位置を決めて消えるチャコペンなどで印をつける
- 目、鼻、口を刺繍糸でつくる
- 目をくぼませたい場合は、刺繍する前に、目と顎下に糸(普通の糸)を引き気味に2~3往復し、目の位置に凹みをつくる
- 背中の返し口をとじる
完成です
コメント