こんにちは!
今回は姪っ子の好きなすみっこぐらしのしろくまグッズをプレゼントしたくて、家にあった大きめのがまぐち口金を使って、しろくまに近づけるように型紙を作って試作してみました!
ほうほう!
結果は、ちゃんとしろくま君に似てるかな?
自画自賛ですけど・・・笑
なんとなくこんな感じでどうかなぁーって作ってみた型紙の割に、結構可愛くできた気がします!
ということで、今回はしろくま風がまぐちポーチ(大きめ)の紹介です。
すみっこぐらしのしろくま風がまぐちポーチについて
家にあった溝長さ約30㎝の口金を使って、すみっこぐらしが好きな姪っ子にしろくまっぽいポーチを作ってみよう!と思い立ち、型紙を自作してみました♪初めて作った割には、ちゃんとしろくまに見える気がする!!!笑
多分、しろくまがとてもシンプルで可愛い特徴的なキャラクターだからなのだと思います。さすがしろくま、可愛い!!ピカチュウの時も思ったけど、キャラクターは目、鼻、耳、手足など、特徴的な部分をきっちりおさえておけば、それっぽく見えるのだと今回も実感しました。
おおきめのがまぐち口金を使ったので、大人が持ってもよさそうなポーチになりました。大人の腕もすっぽり中まで入ります。中にキルト芯を入れているので、ふんわりしつつ適度な安定感もあります。手、足、耳は手で動かせるのも可愛いです。
姪っ子にプレゼントしたら、喜んでもらえたので、本当に作ってよかったです。
気になるところ
型紙自体はシンプルなラインで縫いやすいと思います。大きめサイズなので、口金にはめ込む作業も小さい口金に比べると楽です。型紙自体には特に問題はないかなぁと思うので、制作過程で気になったところをいくつか・・・。
- ファー生地は縫うのが少し面倒くさい
- 切った端の毛がふわふわ外れてくるんですよね・・・なので、作業中はコロコロとゴミ袋を常に身近に置いておかないと大変でした。
- ポーチを少しでもふんわり安定させたかったので、キルト芯をつけました。ファー生地とキルト芯を、縫代部分でジグザグミシンをかけて縫い合わせて作業したのですが、ファー生地のミシンかけって少し時間かかります。
- 縫い合わせる際に、毛を縫い目に挟み込んでしまうと、縫い目部分の見た目が悪くなる・・・ので、ミシン縫いの前にしつけ糸で縫う際、毛を縫代側と反対に流れるように気をつけながら縫ってみました。
- 生地やキルト芯が厚くなると、口金にはめ込む作業が難しくなりそう
- 今回は薄地のファー生地、薄地のキルト芯を使用したため、がまぐち口金にはめ込む袋上部の厚みは指で挟んで0.5㎝以下でした。そのため、口金の溝に紙紐も一緒に十分はめ込めました。ただ、もう少し厚めの生地やキルト芯を使うと、はめ込み作業が大変になるかも・・・と思いました。
型紙
このポーチの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
製作時間と材料・道具
製作にかかる時間
個人差はあると思いますが、半日~1日程度でできます。
手縫い、部分的にミシン縫い可能です。
ファー生地等を使う場合、ミシンがあればジグザグミシンをかけることができるので便利です。
道具
- 針
- まち針
- はさみ
- チャコペン
- 先が平らまたは尖っている金属製のもの
- 口金の中に布を押し込む際使用
- キリや目打ちを使う場合は、布に穴が開かないよう注意
- 尖っていなくても、先が薄く平らな硬い物なら代用可(スプーンの持ち手側等)
- 爪楊枝等、先の細いもの
- ボンドを塗り広げるために使用
- ミシン・・・すべて手縫いでも可能だが、ファー生地の端の始末などを素早くしたい場合はミシンやロックミシンがあると便利
そのほかに、なくてもよいがあれば便利なもの
- ペンチ、タオル
- 口金の端をつぶす
- ウェットティッシュ
- はみ出したボンドを拭き取る
材料
- 布(量は目安)←厚地だと口金にはめ込みにくいので注意
- 白い薄手のファーまたはボア生地…約30×90㎝
- 薄手のキルト芯…約30×60㎝(外の生地が厚い場合は不要)
- 好みの生地…約30×60㎝(厚地は避ける)
- フェルト(ピンク、こげ茶)…各色約10×3㎝
- 糸(白、ピンク、こげ茶)
- 口金(カーブ部分30cm程度までのもの)
- ボンド(速乾性ではないもの)
- 紙紐:口金の長さ✕2本(生地が厚い場合は使えない場合も)
作り方
簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は約4分です。
布に型紙をうつし裁断する
- 布の裏面に、型紙を縫代1㎝程度確保して配置し、合い印もしっかり写す(フェルトの耳ピンク、目、鼻は縫代不要)
- 本体外布:白い薄手のファーやボア生地で2枚
- 本体内綿:薄手のキルト芯を本体外布に合わせて2枚
- 本体内布:好みの生地で2枚
- 耳、腕、足:本体外布と同じ生地で各4枚
- 耳ピンク:ピンクのフェルトで2枚(縫代不要)
- 目:こげ茶のフェルトで1×2㎝の楕円2枚
- 鼻:こげ茶のフェルトで2×3㎝の楕円1枚
- 縫代を約1㎝程度確保して布をカットする
ポイント
キルト芯使用の場合は、キルト芯に型紙を写してファー生地に重ね、縫代端にジグザグミシンをかけてカットすると、作業しやすい
ファーは毛流れが同じ方向に向くように気をつけて型をとる
外袋、内袋をそれぞれ縫う
- 外袋を縫う
- 外布を中表に合わせ、両サイド(口金端の★より下)と底の3ラインを縫い、縫代を開く
- 底の両サイドのマチ部分を縫う
- 内袋を縫う(外袋と同様に)
耳・腕・足を縫う
- それぞれ中表に合わせ、底辺以外を縫い合わせる
- 外表に返し、返し口(底辺)の縫代を内に折り込んでコの字に縫ってとじる
- 縫代が邪魔になる場合は、余分な縫代を少しカットしてからとじる
- 耳にピンクのフェルトを縫いつける
本体に腕、足を縫いつける
- 本体に合印を目安に白い糸で縫いつける
- 合印がわかるように、表にしつけ糸を出して目印にすると、腕、足を縫いつける場所がわかりやすい
目、鼻縫いつけ
- 目、鼻パーツをまち針でとめて位置のバランスを確認し、目立たない色の糸で縫いつける
- 薄いフェルトの場合は、好みでフェルトを2枚重ねし周囲をブランケットステッチしておくと丈夫で可愛い
- 鼻と目の位置を少し変えるだけで、やや印象が変わるので、好みの顔に
- 目鼻パーツは型紙がないが、1×2㎝、2×3㎝の楕円にカットすればOK
内・外袋を縫い合わせる
- 外布と内布を中表に合わせる(外布の内側に内布を入れる)
- 袋上部の一部を返し口としてあけておき、残りを縫い合わせる
- 返し口は10㎝程度
- 返し口から外表に返し、返し口を縫ってとじる
- がまぐち口金にはめ込む部分なので、丁寧に縫わなくてOK
口金をつける準備をする
- 紙紐、本体の中央部分に印をつける
- 紙紐、本体ともに半分に折って中央に印をつける
- 口金の内側にボンドを塗り広げる
- 口金の汚れを拭き取る
- 口金の外にはみ出たボンドはウェットティッシュですぐに拭くと口金が汚くならない
口金にボンドをつけるポイント
ボンドは溝の内側に薄めに、全体にしっかり塗り広げるのがポイント!
ボンドは乾き始める頃にしっかり接着するので、慌てずにゆっくり作業して大丈夫!
溝にたっぷりボンドを入れすぎると布を押し込んだときにあふれて布が汚れるので、爪楊枝などの先にボンドをつけて、少しずつ塗り広げる!
口金をつける
- 口金の中央部分に片方の袋中心を合わせてはめ込む
- 本体と一緒に紙紐を押し込む
- 先の硬いもので布を押さえつけながら奥に押し込むように紙紐をはめ込む
- 袋に厚みがある場合は、無理に紙紐を入れなくてもよい
- 中央から左右に少しずつはめ込んでいく
- 中央から左、右と少しずつ作業することで、はめ込む時本体のずれがおこりにくい
- 端までしっかりはめ込み、口金の端をペンチ等で挟んで凹ませる(省略可)
- 口金の端部分は布が外れやすいため、挟んで凹ませておくとしっかり固定できる
- タオルを挟んでペンチで凹ませると傷つきにくい
- 反対側も同様に口金にはめこむ
耳をつけ、仕上げる
- 耳を顔上部(前側)にまち針で仮固定し、バランスをみて好きな位置に縫いつける
- 目鼻がファーで隠れるようなら、目、鼻周囲の毛を少しカットして整える
完成です
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