こんにちは!
頭でっかめのテディベアって可愛いかもと思って作ってみました。
頭大きいといえば、おきあがりコグマは2頭身に近いけど、腕と脚のついたテディベアで2頭身は難しいか・・・
そうなんです、2頭身のテディベアが作りたいんですけど、でも自立もさせてくて・・・今回は3頭身くらいのテディベアにしてみました!!
頭でっかめテディベアの特徴
あつ森にでてくるコグマみたいな、2頭身に近いテディベアを作りたい・・・
と思ったのですが、自立はしてほしくて、まず最初の試作は3頭身くらいにしてみました。頭でっかいので、脚が太く大きくならないと、自立難しそうです。
でもちゃんと自立できるテディベアが完成しました!まずまず満足。
ついでに、首を動かせるようにしたくて、スナップボタンを使ってみました。首の部分に使う専用のジョイントは売ってるはずですが、あまりお金かけずに作りたくて(笑)わりと簡単に首が動かせるので、ポージングの楽しみが増えそうです。
今後、あつ森のパッチくんみたいなテディベアを作りたいんですけど、しばらくは試行錯誤しそうです。
気になるところ
スナップボタンで首が動くのはいいのですが、スナップボタンは見えます。気になる人は首の部分にリボンでも巻いてあげればごまかせるかもです。
頭が重いので、立位のバランスが不安定になることもありますが、脚がかなり太いので、ちゃんと自立できます。脚が太いというか、足底の接地面積が広いのがいいんだと思います。ただ、綿を詰める際に足底がドーム状に膨らまないように気をつけて綿を詰めないと、転びやすくなるかもしれません。
型紙
このテディベアの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
- 生地(目安量):30㎝✕30㎝
- 綿:適量
- 糸・刺繍糸
- 目にボタンを使う場合は好みのものを準備
- 今回は刺繍糸3本取りで刺繍
- スナップボタン 1セット
- 首を直接縫いつける場合は不要。
- 首がぐらぐらしないように、直径1㎝以上のボタンの使用を推奨(今回使用したのは直径1.4㎝程度)
道具
- 針、まち針
- ぬいぐるみ用の長い針(あれば便利)
- 顔の刺繍時や手足を胴に縫い付ける際は、少し長めの針があると便利
- はさみ
- チャコペン
- 消えるタイプのものが便利
- 棒状のもの
- 尻尾など、細長いものを外表に返す際や、綿を詰める際にあると便利
所要時間
個人差はあると思いますが、数時間~1日程度で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約4分です。
布に型紙をうつし裁断する
布の裏面に、縫い代を0.5センチ程度確保して配置し、合い印もしっかりとうつす。
- 頭:対称に各1枚
- 頭中央:1枚
- 耳4枚
- 胴:対称に各1枚
- 脚:対称に各2枚
- 腕:対称に各2枚
- 足底:2枚
画像の作り方手順と、下記の作り方手順で、順番が違う部分があります。
耳、頭、胴、腕、脚を作る順番は前後しても問題ありません。
頭部をつくる
- 頭を中表に合わせ、鼻下のラインを縫う
- カーブ部分の縫代に切込みを入れて開く
- 切込みを入れる際、糸を切らないよう注意
- 頭(片側)と頭中央を中表に合わせ、鼻から後頭部に向けて縫い合わせる
- 角度がついている部分は縫いにくいため、縫代に切込みを入れながら縫い進める
- もう一方の頭と頭中央も同様に縫い合わせる
- カーブ部分の縫代に切込みを入れ、鼻先の縫代をカットする
- 返し口から外表に返し、綿を詰める
- しっかり綿を詰める方が鼻先など刺繍しやすい
- 綿をめいっぱい詰めると頭が大きくて可愛いが、頭が重くなるので立位のバランスがとりづらくなるので注意
- 首の部分(返し口で開いている部分)をぐし縫いし、縫い代を内側に入れながらぐし縫いを絞って玉どめする
- 糸は2本取りにする(1本だとしめる際に切れることがある)
耳をつくり頭部につける
耳をつくる
- 耳パーツ2枚を中表に合わせ、山部分を縫い合わせる(2セットつくる)
- カーブ部分の縫代に切込みを入れる
- 縫代が多いと形が整いにくいので、底の2角とカーブ部分の縫代を少しカットするとよい
- 外表に返し、縫代を内に入れながら返し口を縫い合わせる
耳を頭につける
- 耳の位置を決めるために、まち針で頭部につけてバランスを確認する
- 耳底辺の直線部分をまっすぐつけてもよいし、耳の中央部分を後ろにカーブさせてつけてもよい
- 位置が決まったらチャコペンで印をつける
- 耳下両端を縫い付ける位置をチャコペン等で印づけしておくと作業しやすい
- 両端の印つけ位置を目安に耳の両端を最初に縫い付け、耳の中央をバランスをみながら縫い付ける
- 左右両方、同様に縫い付ける
顔をつくる
- 目の位置を決め、チャコペンで印付けする
- 目の凹みをつくる
- 目の位置と顎下(首の部分)を2本取りの糸で引っ張りながら2~3往復し、凹みをつくる
- 糸は切れないように2本取りにしておく方がよい
- 顔の刺繍等をする
- 目、鼻、口を刺繍する場合、消えるチャコペンでかいておくと作業しやすい
胴・腕・脚をつくる
- 胴・腕・脚・尾はそれぞれ中表に合わせ、返し口を開けて縫い合わせる
- 足底を脚の底部分に中表に合わせて縫う
- カーブ部分の縫代に切込みを入れ、返し口から外表に返し、整える
- カーブがきつい部分は縫い目ギリギリまでしっかり切込みを入れる
- 腕の先等、鋭角部分は余分な縫代をカットする
- 綿を返し口から詰め、返し口を縫い合わせる
- 細い棒状のものがあると返す作業や綿を奥に詰める作業が楽
- 脚の底部分はできるだけ平らになるように綿を詰める(→立位が安定する)
胴に頭・腕・脚を接続する
- 頭下部と胴上部にスナップボタンを縫いつけ、頭と胴をつなげる
- 腕、脚をまち針で仮固定し、立位がとれるか、四つん這いのバランスはどうか確認しながら固定箇所を決める
- まち針で固定した箇所をチャコペンなどで印づけし、針を刺す目安にすると作業しやすい
- 左右の脚、腕を一直線になるように左右に糸を通して糸ジョイント接続する。
- ぬいぐるみ用の長い針があると便利
- 2往復程度、少しきつく引っ張りながら縫い合わせると固定が安定する
- 玉結び、玉どめは腕・脚の内側に隠れるようにする
完成です
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