こんにちは!
最近気になっていた、ねそべりフォルムのぬいぐるみを、できれば簡単に作りたいなぁと、ダメ元で型紙試作してみたので紹介します!
タタミーは、基本的に【簡単に作りたい】んだね。
パーツが5枚だから、縫う回数は少ない…のかな?
今回はできるだけ可愛いフォルムにしたかったのと、耳をつくるために5枚にしました。耳なしでよければ、もしかしたら・・・3枚でも可能なのかもしれない・・・
とりあえず今回の試作結果、型紙を報告します!
5枚パーツのねそべりクマについて
抱き枕みたいな、ねそべりフォルムのぬいぐるみ・・・可愛いですよね。簡単に作れないかなぁと、できるだけパーツを減らして5枚パーツで試作してみたところ、私的にはとても可愛い仕上がりで満足。
このまま大きくして抱き枕にしたいくらい。多分顔の刺繍の感じや、使った生地の雰囲気も影響していると思いますが、私好みの脱力感にあるねそべりクマができました。頭でイメージしながら、頭の型紙の形、これでいけるかな・・・耳の位置大丈夫かな・・・とかちょっと不安はあったのですが、結果割と満足な仕上がりでホッとしました!!
またねそべりシリーズ、試作してみたいと思います。
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約2分半です。
気になるところ
ねそべりということで、腹側は平面になるよう1枚の型紙にして大丈夫だったようです。問題は、背中と頭の立体感が、たった4枚のパーツでうまくだせるかなぁと思ったのですが、予想以上に癒やしのフォルムになりました。
鼻の感じも悪くないと思います。刺繍の仕方で印象は変わってくると思いますが、仰向けに置いてみても癒やされるかわいさがあります。綿を詰め込んだせいで、胸やお腹がパツンパツンになってますけど(笑)
気になる点としては、2点。
- 腕の付け根(脇)の始末が難しいかも
- 体側に沿うような腕の配置にしたかったので、かなり鋭角がきついです。そのため、縫代に切り込みを入れるのもかなり際どく慎重さが必要で、縫い線ギリギリまで縫代カットしておかないと、生地がつっぱったようになってしまいます。
- ほっぺたが若干膨らみすぎたかも
- 気になるほどではないですが、やや膨らみすぎ?もう少しスマートな顎のラインでもよかったかもと思います。でもこれはこれで可愛い顔に見える・・・気がする。
型紙
このねそべりクマの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
- 生地(目安量):18㎝✕30㎝
- 糸、綿:適量
- 顔の刺繍糸等
- 今回は茶系の刺繍糸を6本取りで使用
- 目玉パーツ等好みで顔の作りは変更してください
道具
- 針、まち針
- はさみ
- チャコペン(消えるタイプのペンが便利)
- 棒状のもの
- 外表に返したり、綿を詰める際、棒状のものを使うと耳や手足の先の作業がしやすい
所要時間
個人差はあると思いますが、数時間~半日で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約2分半です。
- 5枚のパーツを準備する
- 腹側1枚、背側、頭をそれぞれ対称に各1枚準備
- 縫代は0.5㎝程度確保してカットする
- 背側、頭を中表に合わせ、★(星)から☆(星)のラインを縫い合わせる
- 耳の部分は余分な縫代をカットし、耳を外表に返して整える
- 耳の付け根部分は切り込みを入れておく
- 2で縫製した背側2枚を中表に合わせ、●(丸)から◎(二重丸)までを縫う
- ■ー■の返し口ラインは縫わずに開けておく
- 縫代カーブ部分に切込みを入れて開く
- 背側と腹側を中表に合わせ、周囲をすべて縫い合わせる
- 合印をしっかり合わせながら縫う
- 縫製した体周囲の縫代に切込みを入れ、外表に返す
- 手、足先のカーブ部分は切込みまたは、縫代部分を少し切り落としてもよい
- 耳、首、腕、脚の付け根等、角度がきつい箇所は、切込みをしっかり入れる
- 脇の下の鋭角部分は、縫い糸を切らない程度にギリギリまで切り込みをいれないと、外表に返した際、形が整いにくいので注意
- 返し口から綿をしっかり詰める
- 耳→頭→腕→脚→胴の順に綿を詰めていく
- 耳、腕、脚先は棒状のものを使って奥までしっかり綿を詰める
- 顔の刺繍をする
- 今回は茶系の刺繍糸6本取りで、目は垂れ目に4ライン、鼻は横に6ライン程度刺繍しました
- 返し口をコの字に縫ってとじる
完成です
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