今回は、以前からチャレンジしたかった、骨格を入れたクマのぬいぐるみづくり(しかもお金をかけない!)に挑戦しました。
お!じゃあポージングができるクマさんなのかな!
そのつもりで作ってみたんだけど、うまくいかず失敗作となりました…。
でもどんな感じで作ったか、失敗も参考になるかもしれないので型紙も含めて紹介します。(作り方は簡単な流れのみです)
針金とペットボトルを使った骨格の作り方に関しては、少し危険なのでおすすめできないため、詳しくは紹介しません。今回は失敗であることも記録に残し、紹介するために記事を書いています。
この記事を参考に作ろうと思われる場合は、自己責任で、安全に留意してお願いします。
(ぬいぐるみ専用の骨格パーツみたいなものがあると思うので、そちらの使用をお勧めします)
骨格入りクマのぬいぐるみについて
いつものテディベアと違って、胴体と手足が一体になっている型紙を作ってみました。その方が骨格を入れて作業しやすいと思ったからですが、型紙自体がちょっと失敗してます。残念。
とにかく安価に、骨組みを入れた手足を動かしてポージングできるクマさんが作りたかったのですが、結論として、やはりぬいぐるみ専用の骨組みパーツを購入するのが間違いないし安全だと思いました。
まず危ない・・・ペットボトルの蓋をカットするのも、上手くやらないと指を怪我しそうです。針金も作業時に注意が必要なうえ、ぬいぐるみから飛び出して怪我などしないよう、針金の先の処置に配慮が必要です。
そしてこれだけ手間をかけて作ったものの、型紙がイマイチだったこともあり、可動性に欠ける仕上がりだったので残念…。もう少し手足が長い方が動かしやすいかもです。
唯一満足できたのは、頭と胴をつなげた骨格の仕組みのおかげで、頭が左右に自然と動かせることくらいでした。笑
今回は骨組み入りのクマのぬいぐるみ、失敗ですが、この型紙をベースに、クタクタの脱力感あるクマさんを作ってみたいと感じました。
気になるところ
型紙に関しては、針金の骨格を入れなくてもクマのぬいぐるみになります。
この形の型紙で作ってみるのが初めてだったので、いろんな部分が失敗です…。
- 顔の形が微妙に可愛くない
- 顎下が長すぎ(●から■の長さとカーブラインを短めに調整した方がよい)
- 体の形が不細工
- おしりが出っ張っている(◎がでっぱらないよう、体後ろのD5ー◎ーD6のラインを変えた方がよい)
- 胴体が横広すぎる(体前、後ろともにもう少し横幅縮めた方がよい)
- 腕と脚が短く、バランスが悪い
- 腕がより短くみえる(▲ーC1ー♥のライン、角度を調整し、腕脚とももう少し長めにした方がよい?)
縫う作業自体は、後から腕と脚を糸ジョイントで接続するいつものテディベアと比べると楽な気がします。
また今度、改良した型紙を使い、骨組みなしの脱力クマさんを作ります。
型紙
このテディベアの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
- 生地(目安量):30㎝✕30㎝
- 糸、刺繍糸、綿:少量
- 目にボタンを使う場合は好みのものを準備
- 刺繍糸は顔の刺繍用
- ペットボトルの蓋:7個
- 蓋の中心の円部分のみ工作用はさみで切り取り、目打ち等で穴をあけて使用
- 針金
- 100円均一などにある直径1ミリ程度の針金を使用してみた
骨組みとして、できるだけ安価に仕上げることを第1に、100均の針金とペットボトルの蓋を使用してみました。
一応紹介はしますが、ペットボトルの蓋のカットや針金の取り扱い時に安全性に欠けること、仕上がり具合も可動性に欠けることから、この方法はおすすめしません。
万一同様の作り方をされる場合は、自己責任で、安全に留意してお願いします。
道具
- 針、まち針
- ぬいぐるみ用の長い針
- 顔の刺繍時や手足を胴に縫い付ける際は、少し長めの針があると便利
- はさみ
- チャコペン
- 工作用はさみ、目打ち
- ペットボトルの蓋をカットし、穴を開ける際に使用
- ペンチ、ニッパー等
- 針金のカット、先を丸める作業に使用
所要時間
個人差はあると思いますが、半日~1日程度で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は3分10秒です。
あまりおすすめできる方法ではないので、今回は詳しく作り方は説明せず、どうやって作ったか、簡単な流れのみ紹介します。
- 頭、耳を縫製、頭部を作る
- 頭用骨格パーツを作り頭部に装着(首の返し口部分にペットボトル蓋をはめ込む)
- ペットボトル蓋1個(中央1カ所に穴開けしたもの)と針金10㎝弱1本使用
- 体を縫製し、手、足先に少量綿を詰める
- 体のサイズに合わせて体用骨格パーツを作る
- ペットボトル蓋6個(内5つは中央に2カ所穴を開けたもの、1つは頭用と同じ)と針金15~20㎝程度を3本使用
- 体の骨格パーツを本体内部に入れ、頭部の針金を本体に差し込んで固定する
- 本体に綿を詰めて形を整える
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