こんにちは。今回は型紙なしで、極力簡単にエコバッグを作る方法を検討してみました。結局エコバッグは市販のものを買った方が丈夫でよいのかもしれませんが…家に生地が余っている場合は、試してみるのも一興です♪
そうだよね、エコバッグってマチつきで膨らむようにするのとか、縫代の始末にバイヤステープとか縫い付けるのが面倒な気がする。
なので、今回は、長方形の布を直線縫いしてシンプルに作ることを心がけました!しかも膨らみ、かつ、たたみやすいもの!
なるほど、型紙なしでシンプルに作れるのはいいかも。作り方の紹介よろしくお願いします♪
型紙いらずのエコバッグ
今回、型紙いらずのエコバッグを検討する際に
- パーツは少なく縫う回数も抑える
- 長方形の布4枚のみ
- 縫代始末を極力しなくていいように
- 布の耳をそのまま使う
- たたみやすく、膨らむ構造
- 袋サイドをじゃばら折りにする
といったことを意識しました。
今回使った生地は透ける感じの薄めのものです。シンプルに縫って立体的になるバッグにするため、じゃばら折りにしてみましたが、生地が厚めだとじゃばら構造は縫うのが大変だと思います。
また、縫代始末をしなくていいように、生地の耳を活用=布幅をそのまま使用します。お店で売っている布は、いろんな種類があり、布巾も様々です。今回のじゃばら折り構造の場合、布幅が短いと十分に膨らみが確保できないため、1m以上あった方がよいと思います。
布選びのポイント
- 丈夫で薄めの生地
- 布幅1メートル以上
製作にかかる時間
個人差はあると思いますが、30分~1時間程度で可能です。
材料・道具
材料
- 布:丈夫で薄めの生地
- 5㎝程度のゴム1本
- ボタン1個
- 糸
布の量の目安(今回の作品の場合)
- 本体:約50cm✕約110㎝
- 持ち手:約50㎝✕10㎝
- 布端始末用:約20㎝✕5㎝ ←じゃばらの入れ方により長さ調整必要
本体の生地量の目安として、長辺はカットしない布幅そのままの長さ、短辺は長辺の半分程度の長さ
持ち手の大きさは、長辺が本体の短辺の長さと同じ、短辺は10㎝程度(半分の5㎝程度が持ち手の幅になる)
布端始末用の大きさはじゃばらの入れかたにより異なるので、じゃばら折りして形を整えた後に、長辺は本体サイドの長さプラス2㎝程度、短辺は5㎝程度にする
道具
手縫いでも可能だがミシン縫いがおすすめ
- ミシン
- まち針
- はさみ
作り方
簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は2分ちょっとです。
パーツ準備
本体、持ち手各1枚、布端始末用2枚カットする。
布端始末用については、本体のじゃばら折りをした後に準備してもよい。
- 本体1枚
- 長辺:生地の幅そのまま
- 短辺:長辺の半分程度
- 持ち手部分1枚
- 長辺:本体の短辺と同じ長さ
- 短辺:10㎝程度
- 布端始末用2枚
- 長辺:20㎝程度(本体のサイド部分よりプラス2㎝程度)
- 短辺:5㎝程度
持ち手を縫う
- 持ち手を中表に折って長辺の端を縫う
- 布端から0.5~1㎝程度、適当な縫代をとって縫えば大丈夫
- 外表に返す
本体を縫う(持ち手を縫い合わせる)
- 本体を中表に耳が重なるように折って、中央30㎝程度開けて耳の部分両端を縫う
- 布端から0.5~1㎝程度、適当な縫代をとって縫えば大丈夫
- 中央の開き部分が30㎝より小さいと物の出し入れがしづらくなる
- 外表に返し、縫代を開いて押さえるように縫う
- 省略しても可
- 持ち手を袋の内側に縫い付ける
- 持ち手の両端から袋の開口部までそれぞれ縫い付ける
- 袋の横を、左右対称にじゃばら折りし、横のラインを縫い合わせる
- 持ち手部分に重ならないように
- 短辺が20㎝程度に収まるよう、図のように折る
本体サイドを始末する
- 端始末用の布を4つ折りにする
- 本体サイドにかぶせ、縫い付ける
- 両端を内側に折込んでからかぶせるようにすると仕上がりが綺麗
- 普通に縫ってもよいし、飾り縫いやジグザグ縫いでもOK
- もう一方も同様に縫う
- どちらか一方に、ゴムを一緒に縫い付けておく(ゴムは図のようにループにして端をしっかり縫い付ける)
ボタンをつける
- ゴムが表になるように三つ折りにし、ゴムと反対側から折り曲げていく
- たたんだ状態で、ボタンをつける位置を決めてボタンを縫い付ける
完成です
使う生地によっては少し縫いにくくて成形が難しいかもしれないです。また違ったタイプのエコバッグの作り方も検討してみたいなと思います。
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