45歳過ぎてからの自分に必要なこと ~心身の健康管理~

タタミーのつれづれ日記
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すべきことはダイエットではない

 必要以上にタフな健康体である必要はないけれど、ひっそりと、時々ちょっとの幸せを感じながら生きていくためには、心身ともにバランスよく健康でいる必要がありますよね。若いときならいざ知らず、中年から老年に向かう年齢で、ただ痩せることだけを目的に無理をすると、逆に心身ともに負担になります。

 私自身、一度痩せたことでおしゃれする楽しみをみつけられ、そのことが心を明るくし、うつから抜け出して外出する後押しになりました。今また少しぜい肉がつきはじめ、痩せなくちゃ!と思う一方で、本当にダイエット(食事制限)が必要なのか?と疑問に思ったんです。大事なのは自分の体と心をよく知り、自分を好きでいられるように、自分が望む人生を送れるように整えていくこと。

 世の中にはいろいろな健康法やダイエット法があふれています。でも、人は身体的、精神的、社会的、経済的に個体差があって、同じことをしても結果はきっと違う。だからこそ、個体差に応じた、モチベーションをもって続けられる健康法を自分用にカスタマイズすることが大切なんでしょうね。このブログでは、自分にできる健康づくりを楽しみながら、必要時勉強したことや、気づきを整理していくつもりです。その情報が誰かの役に立てば、誰かのモチベーションにつながればいいなと思っています。

1年間で25キロ減少した経験

私は思春期以降、身長166~167センチ、体重は通常時63キロ程度でした。妊娠の際につわりがひどく、妊娠前から出産後にマイナス10キロ程度、体重減少がありましたが、それでも58キロ程度でした。その後30代、40代と、ストレスで過食傾向のあった看護師時代には75キロ近くまで体重が増えていました。身長もそこそこあるため、70キロ以上あるときには、私の後ろ姿を見た父に、笑いながら「クマが歩いているみたい」と言われたこともあります。笑

「60キロ以上あるのが普通」の人生を長年おくっていたので、私は骨太だし、痩せたところで60キロ前後までしか痩せないんだろうし、洋服のサイズも、LやLLしか入らないものだと思い込んでいました。

 そんな私の転機になったのが、40代前半で煩ったうつ病でした。健康的な痩せ方では決してなかったのですが、食欲がでないことから、1年間で25キロも落ちたのです。運動もせず比較的急激に体重が落ちたので、腹部の皮がたるんで、見苦しい感じでしたし、筋力も低下、体力がなさすぎて他の病気にもかかりやすくなりました。でも私にとって幸いだったことは、仕事を辞めて心の安定を図ることができ、少しずつ楽しみをみつけることができたことでした。

 それまでシングルマザーで、女性が一般的に楽しむ洋服や化粧品など、自分のためにお金を使うことはあまりしてきませんでした。でも、不健康ではあっても、痩せて、それまで絶対に着ることができないだろうと思っていたSサイズの服や、自分が着てみたいと思っていた服を着ることができたときに、楽しいと思えたんです。

 うつが軽快した頃に、看護師時代に仲良くしてくれた友人と会って話をする機会があったのですが、その友人が私に、「前は、自分のためにお化粧したりおしゃれしたりしてなかったのに、おしゃれしているのが嬉しい。これからは自分のためにお金も時間も使って、幸せになってほしい」って涙ぐんで言ってくれたんです。そんな風に言ってくれる友達の存在が、本当にありがたいと感じました。確かに、以前の私はヨレヨレのジーンズとすり切れそうになったトレーナー、スニーカーを着ていることが多かったです。太っていたから、とりあえず着ることができるもの、仕事の時に更衣がしやすいもの、安く買えるものや、おさがりでもらった服ばかりでした。それこそ、5センチヒールのパンプスなんて40代半ばまで履いたことがなかったんです。痩せて、いろんな洋服を着ることができる、着たいと思えるようになったことで、心が明るくなり、自分にも少し自信がでてきました。

 うつ病で仕事もできなくなって、大学受験を控えた娘のこと、この先の人生を考えたとき、絶望的な気持ちでした。でも、周囲の支えてくれる人の存在もあって、少しずつ気持ちが上向きになってきたとき、「痩せて身軽になった自分が、好きな服を楽しんで着ることができる」ということが、外出を後押しする力になったんです。うつになって辛かったけれど、痩せておしゃれするという楽しみをみつけたことで、40代になって初めて、女性として生まれてよかったと思いました。

痩せすぎた時の問題点

 思春期以降、60キロ以上が通常で、太っている時には75キロ近くあった私が、まさかの49キロ台に突入したことがありました。ガリガリに痩せているのが好きな人もいるのかもしれませんが、これは自分にとってのベスト体重では、決してないと思いました。

痩せていることのデメリット

 それは、以下のようなことがあり、痩せていることのメリットよりデメリットが大きいと感じたからです。

  • 肋骨、尾てい骨、腸骨、いろんな骨が浮き出て、見た目も綺麗ではないし、動作時骨が当たって痛い。
  • 血圧、脈も極端に低下することがある。(夜間就寝時に疲労感が強く、脈が40回/分程度まで低下することもありました)
  • 手足の末梢が冷え、寒さに耐えがたい。
  • 免疫力が低下するため、感染しやすくなる。

 免疫力の低下については、1ヶ月近く、夜間39度近い発熱が続き(何度検査してもインフルエンザではなかった)、総合病院でリンパ切除して生体検査もしたけれど、はっきりした原因はわからず。おそらく、いろんな要因が重なってのことだと思いますが、免疫力が低下しているためにウィルスに感染しやすくなっている状態と診断されました。

今の自分

 現在、何の運動もしておらず、ありがたいことに食欲も増しているため、体重は順調に?増えてしまっています。以前の痩せすぎている時に比べると、風邪を引いたりすることもなく、きっと免疫力は上がっている気はします。太りすぎても痩せすぎてもいない状態です。でも、運動していないせいで、体がたるんで贅肉が見苦しく感じるんですよね。やはり好きな服を着て、テンション上げたい!と思う時に、自分の体型が見苦しく感じて身も心も重くなっていくのは嫌ですよね。せっかく40代で痩せておしゃれする楽しみみつけたのだから、身も心も明るく健康であるために、食事、運動、心の安定をはかる活動をバランスよく行う必要があるなと感じています。今は経済的にも余裕がなく、ジムに通ったり、ダイエットによさそうなものを試したりすることはできていません。心がけていることといえば、食事に関しては寝る前3時間は食べない、前日の夜から朝食までの間は12時間ほど何も食べない時間を確保しているくらいです。でも、同じような食生活だったとして、運動してないと、筋肉が落ちて贅肉が増えているのを実感します。

なりたい自分

 そんなわけで、これから心身の健康管理として

  1. 筋肉つけて、引き締まった体になる!(体重を落とすことが第1ではない)
  2. 心の安定をはかり、笑顔でいられる時間を作るように心がける

ことを目標にしたいと思います。

 具体的には、お金をかけずにできる運動として、私が子供の頃から割と得意だった腹筋運動を毎日やってみようと思います。腹筋って、ウエストを細くしたいなら、私がやろうとしているただの上体起こしは逆に太くなると聞いたことがありますけど、それも実際どうなのか、検証してみようと思っています。

 心の安定をはかるのは、具体的に難しいけれど、おきあがりコグマ(テディベアの起き上がりこぼし)を作ったり、それで動画を作ったりして、楽しいと思う妄想や、ストレス発散につながるといいなと。

 このブログを通して、これらを実現していきたいです。ブログ自体が初めてで、うまくできないことも多いだろうけれど、勉強しながら少しずつ充実させていこうと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 自分で思っているだけだと、途中で挫折しやすいので、みんなに宣言して実行に移すことにします。でも、年齢的に無理はできないので、時々(?)自分を甘やかしながらになると思いますが。笑

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