タタミー
こんにちは!
今回は安定したおすわりポーズができるクマを作ってみました。
コグマ
前に作ってた、ねそべり&おすわりクマさんとはちょっと違うんだね。
なんだか色がカラフル!
タタミー
そうなんです、今までのねそべりクマさんは、できるだけ型紙パーツの枚数を少なくしてたんですけど、今回は10枚(微妙な数字)…
でも、パーツ毎に色を変えると、なんだか可愛く見える気がする。
とにかく、まずは試作1回目の型紙と作り方を紹介しておきます。
おすわりくまの特徴
以前少ないパーツ(5枚とか6枚)でねそべり&おすわりクマのぬいぐるみを作ったりしていましたが、今回はもっと安定したおすわりポーズができるクマのぬいぐるみを作ろうと、試作してみました。パーツは10枚必要ですが、できるだけ簡単な構造、作り方を心がけて考えました。
おすわりしやすいように、お尻から脚(背側)を一体化してみたのと、頭と胴の縫いつけも簡単にしてみました。パーツ毎に色を変えてみたらなんだか可愛い気が。個人的にはおしりの色が違う生地だと可愛いかもと思います。
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約3分です。
気になるところ
本当はもうちょっと顔が立体的になってほしかった・・・。
次回修正したい点は、
- 顔がやや平坦で横広なところ(可愛い気もするけど)
- おすわりが後に傾きがちなところ
もうすこし顔を立体的にして、お尻も安定感を出せるように、型紙修正してみたいと思います。
型紙
このおすわりクマの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
材料・道具
材料
- 生地(目安量):好みの生地 約25×40㎝
- 糸、綿:適量
- 顔の刺繍糸等
- 今回は目、鼻、口を濃茶系の刺繍糸6本取りで刺繍
- 目玉パーツ等好みで顔の作りは変更してください
道具
- 針、まち針
- ぬいぐるみ用の長めの針があると顔の刺繍がしやすい
- はさみ
- チャコペン(消えるタイプのペンが便利)
- 棒状のもの
- 外表に返したり、綿を詰める際、棒状のものを使うと耳や手足の先の作業がしやすい
所要時間
個人差はあると思いますが、半日~1日で可能です。
作り方
簡単な製作の流れをまとめたYouTube動画はこちらです。動画は約3分です。
- パーツを準備する
- 生地裏に型を写す
- 縫代約0.5㎝程度確保してカットする
- 顔、頭、体前、体後はそれぞれ対称に各1枚、頭中央、底は各1枚…合計10枚
- 頭部を作る
- 対称の顔2枚を中表に合わせ合印●(黒丸)から合印Dまで縫う
- 縫代カーブ部分に切り込みを入れて開く
- 顔(1で縫い合わせたもの)と頭2枚を中表に合わせ、左右とも合印AからCまで縫う
- 縫代カーブや角度のある部分は切り込みを入れる
- 顔・頭(2で縫い合わせたもの)と頭中央を中表に合わせ、両側とも、合印●(黒丸)から◎(二重丸)まで縫う
- 頭部を外表に返す
- 対称の顔2枚を中表に合わせ合印●(黒丸)から合印Dまで縫う
- 体を作る
- 対称の体前を中表に合わせ、合印DからEまで縫い、開く
- 対称の体後を中表に合わせ、合印GからFまで縫い、開く
- 体後の返し口部分(■ー■)は縫わずに開けておく
- 縫代カーブ部分は切り込みを入れる
- 体後(2で縫い合わせたもの)と底を中表に合わせ、合印HからHまで縫い、開く
- 縫代カーブ部分は切り込みを入れる
- 体前と後を中表に合わせ、首部分以外の周囲を縫いあわせ、余分な縫代はカットする
- 腕の付け根等角度のある部分は、切り込みを入れながら縫い進める
- 縫代が何重にも重なっている部分は、余分な縫代をカットしておくとよい
- 頭と体を縫い合わせる
- 頭(外表)を体の中に入れて中表に重ね、首周囲を縫う
- 顔の前側が体前側になるよう、合印を確認してから縫う
- 返し口から外表に返す
- 頭(外表)を体の中に入れて中表に重ね、首周囲を縫う
- 綿を詰めて顔をつくる
- 綿を詰めて背中の返し口をとじる
- 脚の付け根部分はあまり綿を詰めない方がよい
- 顔の刺繍など、好みで顔をつくる
- 目や鼻、口は消えるチャコペンで目安を描いてから、刺繍するとよい
- 針は背中の返し口から入れるとよい
- 綿を詰めて背中の返し口をとじる
完成です
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