寒いです!足先が冷えます!
なので、前回パンダを作った際に余っている白黒のフリース生地を使って、カイロを入れて保温できるパンダのフットカバーを作ってみました。
カイロ入れるポケット付きなんだね!
普通サイズのカイロも入るポケットです。
なんとか可愛くできた気がします(笑)
足先の冷えが辛い人に、少しでも役に立てば嬉しいです。
カイロポケット付きパンダのフットカバーについて
気になるところ
今回、実は一度試作で失敗したんです。私は足がどちらかと言えば大きい方(25~25.5㎝の靴を履いてます)ですが、最初に作ったフットカバーは小さすぎてかかとが入りませんでした(笑)
23㎝程度の足の大きさの母は、なんとか履けるかな?といった感じだったので、「大は小を兼ねる」と思って、型紙を一から作り直しました。
いつもA4サイズの用紙におさまるように型紙を考える関係で、底の縦長を26㎝程度にしたんです…仕上がったら、かなり小さくなっちゃって(笑)おそらく足底部分が船みたいに少しカーブするので短くなる上に、フリースの厚みも、仕上がりサイズを一回り小さくする一因なんだと思います。
そこで、試作しなおした今回の型紙は、足底の縦長を30㎝にしてます。それで作って26㎝の足の人でギリギリ入るかどうか・・・というところです。
作り方自体は単純で難しいところはないと思います。手縫いでも、2足でも、1日あれば作れます。ただ、使う素材の厚みなどによって、仕上がりサイズが違ってきそうなので注意が必要です。(今回は厚み1~2ミリ程度のフリース生地使用)
もう一点、気になるところというか、注意点。かかと側の縫い合わせ時に、伸縮素材に対応した糸を使用するか、生地を引っ張ってのばしながら糸に余裕を持たせて縫わないと、カバーを履く際にかかと部分を引っ張って伸ばそうとすると、多分糸が切れます。今回修正した型紙ではサイズを大きめに(というか私の足サイズだとジャストサイズ)したおかげで、かかとをそんな引っ張らなくても履けました。そうすると、今度は足のサイズ小さめの人にはちょっとゆとりありすぎるかもしれないです…。かかと側にゴムを縫い込むなど工夫してみてもよいかもです。
ちなみに!
ポケット部分にはミニサイズはもちろん、普通サイズのカイロもしっかり入ります。試しに一晩カイロを入れて就寝してみたところ…熱すぎるということはなく、暖かく過ごせました。ただ、汗かきの人は足が蒸れるかもです(笑)
ついでに、寝相の悪い人は布団の中で脱げる可能性もあります(笑)私は、右足に履いていたカバーが脱げてしまってました。
型紙
このポーチの型紙PDF(無料)はこちらをご覧ください。
製作時間と材料・道具
製作にかかる時間
ミシン使用の有無による差や、個人差はあると思いますが、数時間~1日程度でできます。
手縫い、ミシン縫いどちらでも可能ですが、今回はしつけ糸で固定する作業や、細かい部分は手縫いが必要です。
道具
- 針
- まち針
- はさみ
- チャコペン
材料(両足2足分)
- 生地
- 白フリース :(30㎝✕80㎝)×2
- 黒フリース :(10㎝×10㎝)×2
- 耳、目、鼻パーツはフリースではなくフェルトでもOK
- 薄地生地(ポケット内側用) :(21㎝✕33㎝)×2
- 糸、しつけ糸
作り方
簡単な作り方の流れはYouTube動画でも紹介しているので、よかったら参考にしてください。動画は約4分です。
布に型紙をうつし裁断する
- 布の裏面に、型紙を縫代0.5~1㎝程度確保して配置し、合い印もしっかり写す
- 縫代0.5~1㎝でパーツをカットする
- 目、鼻パーツは縫代なしでカット(フェルト等、切り端の始末不要な素材)
必要なパーツ(両足2足分)
- 底・・・白フリース4枚
- つま先側・・・白フリース4枚
- つま先側・・・薄地生地4枚
- かかと側・・・白フリース4枚
- 耳・・・黒フリース8枚
- 目・・・黒フリース(フェルト)4枚
- 鼻・・・黒フリース(フェルト)2枚
耳をつくる
- 耳パーツ2枚を中表に合わせ、山部分を縫う
- 余分な縫代をカットする
- 外表に返す
ポケット外側をつくる
- つま先側のフリース1枚と薄地生地1枚を中表に合わせる
- 合印を目安に耳を挟み、◎(二重丸)から◎(二重丸)まで縫い合わせる
- 外表に返す
つま先側とかかと側を縫い合わせる
- フットカバーの外側(ポケットをつける方)と内側の2セット、つま先側パーツとかかと側パーツを中表に合わせて縫い合わせる
- ◎(二重丸)から○(丸)まで縫う
- フットカバー内側・・・フリースとフリース
- フットカバー外側(ポケットをつける方)・・・フリースと薄地生地
ポケットを重ねる
- 先に作ったつま先側(薄地生地)とかかと側(フリース)を縫い合わせたものとポケットを重ねてしつけ糸で固定する
- 薄地生地の表側同士が面するように重ねる
- 合印を合わせながら縫代部分をしつけする
底を縫い合わせる
- つま先側・かかと側を縫製したものと底を中表に重ね、周囲を縫う
- フットカバー外側(ポケットをしつけしたもの)、内側の両方とも同様に底を縫いつける
- 余分な縫代をカットする
内側と外側を中表に合わせてかかと上部を縫う
- 内側(フリースのみ)を外表にし、中表の状態の外側(ポケット付き)の中に入れる
- かかと部分を縫い合わせる
- かかと部分は装着時に伸ばす箇所なので、生地が伸縮できるように糸はゆとりを持たせておく方がよい
- 縫いながら、時々生地を引っ張ることで、糸に多少余裕ができる
外表に返して返し口を縫い合わせる
- かかと部分中央の縫代に切り込みを入れ、余分な縫代はカットする
- 返し口から外表に返し、形を整える
- 返し口をコの字に縫ってとじる
目、鼻を縫いつける
- 目と鼻パーツを仮固定してバランスを確認し、縫いつけ位置を決める
- 好きなステッチ方法で縫いつける
- ブランケットステッチなど、布端が傷みにくい縫いつけ方の方が無難
完成です
コメント